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カテゴリー「リテラシー」の記事一覧

世の中に流れている情報は玉石混交です。
真に役立つ情報を選び取って上手に活用できるよう、目利きのための知恵をご紹介していきます。

 うちの幼稚園児の子どもは刺身が大好物です。醤油を付けずに食べるという、かなり本格派です。しかし、自分が子どもの時の人気の食べものといえばハンバーグやスパゲティーなどで、もちろん自分もそうで、刺身はそんなに好きではありませんでした(もちろん今は好きですが)。
 この理由は、間違いなく、回転寿司です。

(2012年3月、【山大GCOEコホート通信】vol.21 コラムとして配信)

成松宏人 山形大学グローバルCOEプログラム 先端分子疫学研究所 准教授

健康考えるヒント満載 教科書を読んでみよう

大人が受けたい今どきの保健理科1

吉田のりまき

薬剤師。科学の本の読み聞かせの会「ほんとほんと」主宰

 米国で、糖尿病を有すること、およびアポリポ蛋白E4対立遺伝子を有することと、認知症発症リスクとの関連を調べたところ、両方を有することはアルツハイマー病および混合型アルツハイマー病発症リスクを高めることが分かりました。

Enhanced Risk for Alzheimer Disease in Persons With Type 2 Diabetes and APOE ε4The Cardiovascular Health Study Cognition Study
Fumiko Irie, MD, PhD, MPH; Annette L. Fitzpatrick, PhD; Oscar L. Lopez, MD; Lewis H. Kuller, MD, DrPH; Rita Peila, PhD; Anne B. Newman, MD, MPH; Lenore J. Launer, PhD
Arch Neurol. 2008;65(1):89-93. doi:10.1001/archneurol.2007.29.

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

人工甘味料とがん 米国で大論争に

大西睦子

ハーバード大学リサーチフェロー
医学博士。東京女子医科大学卒業。国立がんセンター、東京大学を経て2007年4月からボストンに。

山形の「銀座」を応援する

 最近、良いことと悪いこととがありました。良いことは、スターバックスコーヒーの山形市2店舗目がオープンしたことです。1店舗目は山形駅でしたが、今度はドライブスルー付きで、車社会の山形では非常に利用しやすくて快適です。一方で悪いことは、七日町商店街からマクドナルドが撤退したことです。

(2011年1月、【山大GCOEコホート通信】vol.8 コラムとして配信)

成松宏人 山形大学グローバルCOEプログラム 先端分子疫学研究所 准教授

 フィンランドで地域住民対象に、血圧およびコレステロール値と認知症リスクとの関連を調査したところ、中年期において収縮期血圧が高くコレステロール値も高いと、晩年期にアルツハイマー病発症リスクが高くなることが分かりました。

Midlife vascular risk factors and Alzheimer's disease in later life: longitudinal, population based study
Miia Kivipelto, Eeva-Liisa Helkala, Mikko P Laakso, Tuomo Hänninend, Merja Hallikainen, Kari Alhainen, Hilkka Soininen, Jaakko Tuomilehto, Aulikki Nissinen
BMJ 2001; 322 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.322.7300.1447 (Published 16 June 2001)

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

 米国において、地域在住高齢者を対象に、メタボリックシンドロームと認知力低下との関連を調べたところ、メタボリックシンドロームであり炎症マーカー値が高いことが、認知力低下リスクを高めることが分かりました。

The Metabolic Syndrome, Inflammation, and Risk of Cognitive Decline
Kristine Yaffe, MD; Alka Kanaya, MD; Karla Lindquist, MS; Eleanor M. Simonsick, PhD; Tamara Harris, MD; Ronald I. Shorr, MD; Frances A. Tylavsky, PhD; Anne B. Newman, MD, MPH
JAMA. 2004;292(18):2237-2242. doi:10.1001/jama.292.18.2237.

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

 『もしドラ』って知っていますか? 「ドラ」はドラえもんのことではありません。オーストリアが生んだ現代社会最高の哲人であり、経営学の大家、ピーター・F・ドラッカー(1909-2005)のことです。「もしドラ」は高校野球の女子マネージャーそのドラッカーの名作『マネジメント』を読んで甲子園をめざす青春小説、『もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの「マネジメント」を読んだら』の愛称で、本の売れないこの時代になんと、180万部以上売り上げたという今年の大ベストセラーです。

(2010年12月、【山大GCOEコホート通信】vol.7 コラムとして配信)

成松宏人 山形大学グローバルCOEプログラム 先端分子疫学研究所 准教授

 2010年10月29日、山形県にスターバックスコーヒーが初出店しました。山形以外の都市にお住まいの方には、なんだ、そんなことかと思われるかもしれませんが、山形県は今や残り数少ないスタバの空白県でした。否が応でも歓迎ムードが高まります。ということで早速、オープンの翌日に私も行ってみることにしました。

(2010年11月、【山大GCOEコホート通信】vol.6 コラムとして配信)

成松宏人 山形大学グローバルCOEプログラム 先端分子疫学研究所 准教授

 山形でも暑かった夏も終わり、急に秋がやってきました。この時期テレビは、番組改編期です。最近、もう、終わってしまったんですが、面白い番組を見ました。

(2010年10月、【山大GCOEコホート通信】vol.5 コラムとして配信)

成松宏人 山形大学グローバルCOEプログラム 先端分子疫学研究所 准教授

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