全国の基幹的医療機関に配置されている『ロハス・メディカル』の発行元が、
その経験と人的ネットワークを生かし、科学的根拠のある健康情報を厳選してお届けするサイトです。
情報は大きく8つのカテゴリーに分類され、右上のカテゴリーボタンから、それぞれのページへ移動できます。

カテゴリー「筆者別索引(五十音順)」の記事一覧

衆議院解散から1週間、総選挙の争点の中には、半年前に盛り上がっていたはずの健康増進法改正の話は一切出てきていません。受動喫煙の対策強化を目指す法改正ですが、パラ五輪直前までうやむやになってしまうんでしょうか。その間にも、加熱式タバコのシェアは順調に伸びていくことでしょう。でも、煙が出なくても受動喫煙は起きます。うやむやにされている間、受動喫煙は続く、ということですよね。

堀米香奈子 ロハス・メディカル専任編集委員

ニュースサイトに「科学的根拠乏しい『免疫療法』がん拠点15病院で実施...保険外、効果未知数」という記事がアップされていました。たしかに、一口に「免疫療法」と言っても、現状では玉石混淆。おそらくそのせいで、コメント欄には免疫療法を十把一絡げに批判する書き込みも少なくありません。本当は免疫療法、すごく進化していて、劇的効果が実証されているものもあるんですよね。むしろ、効くのはいいけどあまりに高価で、このままでは保険組合が破綻するだろう、ってことも、あんまり知られてないんでしょうね...。

堀米香奈子 ロハス・メディカル専任編集員

会場.jpg「足と歩行を守る」シンポジウムでは、今年7月に都内で開院した足の症状や病気に特化した診療を行う「足の診療所」の吉原正宣院長も講演し、「足の診療所では『歩けない』をなくしたい」と語った。

「足の診療所って何?」 と思われる方も多いのではないだろうか。筆者もそうだったので、興味津々で聞いてきた。


ロハス・メディカル論説委員 熊田梨恵

寺師浩人教授.jpg 医学や工学分野の足の専門家が集まるユニークなシンポジウム「足と歩行を守る」(大阪大学大学院医学系研究科バイオデザイン学共同研究講座主催)が9月25日に大阪市内で開かれた。
 
 中でも興味深かったのは、寺師浩人神戸大学医学部附属病院形成外科学教授(写真)の基調講演での「私は患者さんに対する創傷治癒を目的にやっていたのだが、それは全く間違っていたということが分かった。血流を良くするということとか、傷を治癒するということはあくまで歩行を守るための手段に過ぎない」という話。

 寺師氏は糖尿病によってできる足の傷、「足潰瘍」の創傷治癒が専門(糖尿病性足病変についてはロハス・メディカル2014年7月号参照)。足潰瘍の病態などについての「神戸分類」の提唱者でもある。その寺師氏が「創傷治癒を目的にやっていたのだが、それは間違いだった」と言い切ったのが非常に興味深かった。


ロハス・メディカル論説委員 熊田梨恵

昨夜のNHKスペシャル「シリーズ 人体 神秘の巨大ネットワーク 第1集 "腎臓"が寿命を決める」、ご覧になりましたか? 血中リンの過剰が血管を石灰化させる話、出てきましたね! ロハス・メディカルでも、繰り返しその問題点と解決策をご紹介してきました。

堀米香奈子 ロハス・メディカル専任編集委員

「外反母趾は小学4年生ぐらいから急激に増え、発症率が4割。中学生になるとますます増える。変形性膝関節症などのリスク群になる可能性があるため、発達過程を支援することが必要」――。大阪市内で9月25日に開かれた「足と歩行を守る」のシンポジウムで、足の機能に詳しい大阪大学大学院医学系研究科の山下和彦特任教授が訴えた。

ロハス・メディカル論説委員 熊田梨恵

睡眠のリテラシー79

高橋正也 独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所 産業疫学研究グループ部長

今日は昨日とはうって変わってさわやかな秋晴れでしたね。青空を見ながら思い出したのが、数日前の「ハエ、青い光を当てるとなぜ死ぬ? 山梨の高校生が解明」のニュース。青い光、そういえば人にも良くないんでしたよね。

堀米香奈子 ロハス・メディカル専任編集委員

山下和彦氏.jpg認知症や糖尿病などの高齢者に適切な足指の爪切りなどをすることで、足指力や膝間力が向上し、医療費削減にも効果があったとする研究結果を大阪大学大学院医学系研究科の山下和彦特任教授がシンポジウムで伝えた。膝や腰の痛みの改善のほか、行動が前向きになるなどメンタル面への効果と行動変容も見られた。ケアを受けた人の年間医療費は、受ける前と比べて約8万円下がっていた。

ロハス・メディカル論説委員 熊田梨恵

「魚たくさん食べる人、うつ病リスク半減」という研究結果の報道がありました。それで思い出したのが、「魚をたくさん食べるとアルツハイマー予防になる」という話。そして、「認知症の背景にうつがあるのでは」という話です。それらを繋ぐのは、脳の6割はアブラで出来ている(!)という事実に違いありません。

堀米香奈子 ロハス・メディカル専任編集委員

<前の10件  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  
  • 患者と医療従事者の自律をサポートする医療と健康の院内情報誌 ロハス・メディカル
月別アーカイブ
サイト内検索