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カテゴリー「予防:予防接種」の記事一覧

病気のリスクを圧倒的に下げることのできる方法が予防接種です。
その理論的背景や日本特有の制度などについて特に重点を置いてご紹介します。

予防接種って何なの? 1

学校保健室用書籍を作るプロジェクト

文・川口恭 絵・田中美樹 監修・薗部友良

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筋肉注射なぜ減った?

 昔はごく一般的に行われていた筋肉注射が、いつの間にかほとんど姿を消してしまったように見えます。代わりに主流になったのが皮下注射ですが、それはどんな場合にもベストな選択と言えるのでしょうか?

堀米香奈子 ロハス・メディカル専任編集委員(ミシガン大学環境学修士)

大改正でも弥縫策 問題多く積み残し

~ 改正予防接種法4月から施行 ~
(シリーズ どうなってるの予防接種!?)

この国会で予防接種法が改正されました。旧法と比べ、非常に多くの点で改良が加えられており、厚生労働省担当者の尽力がしのばれます。でも残念ながら、改正が必要になった原因そのものは手着かずで残り、パンドラの箱も開いてしまいました。

本当にできるか 税金で企業育成

~ ワクチン開発で助成金返還騒動 ~
(シリーズ どうなってるの予防接種!?)

 前回、ワクチン行政が、国民の健康を守ることより国内メーカーを守ることに傾斜して見えると指摘しました。それが国益を増進するのか改めて考えてみます。

日本独自の基準で守られるのは誰?

~ 進まない欧州との相互承認 ~
(シリーズ どうなってるの予防接種!?)

ワクチンの「有効性・安全性を担保するため」の基準や制度が、実は非関税障壁として働いており、ワクチンのギャップや価格高騰を起こしているのでないかという話の続きです。

 予防接種法改正案の国会審議入りを受け、「VPDを知って、子どもを守ろうの会」など7団体は連名で、厚生労働委員会所属の国会議員に対し要請書を送付しました。政府提出の法案では定期接種化が盛り込まれなかった子ども向け4ワクチン(水痘、おたふくかぜ、B型肝炎、ロタウイルス)を定期接種化するよう求めるものです。

必須試験か非関税障壁か

~ 動物試験を減らす欧米、残す日本 ~
(シリーズどうなってるの予防接種!?)

前回、ワクチンの安全性を担保するために生物学的製剤基準が設定され、国立感染症研究所によって国家検定が行われていることをご紹介しました。しかし実は、これが日本独自の非関税障壁になっているとも指摘され、政府として見直しを検討することになっています。

生物学的製剤基準と国家検定

~ 審査と検定の流れを再確認(下) ~
(シリーズ どうなってるの予防接種!?)

 前回、ワクチンのような生物学的製剤の場合、通常の医薬品で承認前に行われる審査に加えて、承認後も生物学的製剤基準に適合するか否かの国家検定が行われていることを説明しました。

ワクチンの通る道

~ 審査と検定の流れを再確認(上) ~
(シリーズ どうなってるの予防接種!?)

 ワクチンの安全性・有効性がどのように担保されているか、また、その方法が通常の医薬品とは少し違うということ、ほとんどの方はご存じないと思います。いったん基本に立ち返って、確認してみましょう。

国に頼らない政策の動かし方

 昨日に引き続き『現場からの医療改革推進協議会 第7回シンポジウム』セッション8のご紹介。討論部のエッセンスです。国へ陳情に行こうかと考えている方は、ぜひお読みになることをおススメします。(堀米香奈子、川口恭)

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