このサイトは、自らの知恵と行動で、医療や介護のお世話になることを最小限にして、楽しく健やかに生きたいという方々のため、科学的根拠のある役立つ情報をお知らせしていく場です。 多くの志高い医師の関与により2005年に創刊され、全国の大きな医療機関に配置され続けている小冊子『ロハス・メディカル』の発行元(株)ロハスメディアが、その経験と人的ネットワークを生かし、『ロハス・メディカル』の信用も賭けて情報を厳選してお届けします。
寝たきりを遠ざける運動と栄養 13
寝たきりを遠ざけるため、よく動きましょうとお知らせしてきました。重々承知だけれど、気づくと運動不足という方、それはひょっとして住んでいる場所のせいではありませんか?
高橋正也 独立行政法人労働安全衛生研究所作業条件適応研究グループ上席研究員
「混合診療の禁止」は
何を守るルールなのか
ある医療機関で実施を予定している自由診療が「混合診療」として規制の対象になるか、某地方行政機関に問い合わせました。その回答が非常に興味深いものでした。なぜ規制しなければならないのかの背景を、国がきちんと理解していないように感じました。原点に返って確認したほうがよいのではないでしょうか。
梅村聡 うめむら・さとし●内科医。前参議院議員、元厚生労働大臣政務官。1975年、大阪府堺市生まれ。2001年、大阪大学医学部卒業。
久住英二 くすみ・えいじ●1999年、新潟大学医学部卒業。虎の門病院に勤務した後、東大医科研先端医療社会コミュニケーションシステム部門に所属、2008年6月、立川駅の駅ビル「エキュート立川」で開業。内閣府の規制・制度改革仕分け人でもあった。
内側から見た米国医療 31
反田篤志 そりた・あつし●医師。07年、東京大学医学部卒業。沖縄県立中部病院での初期研修を終え、09年7月から米国ニューヨークの病院で内科研修。12年7月からメイヨークリニック勤務。
薬局の上手な使い方 49
土居由有子 どい・ゆうこ●(株)アインファーマシーズ上席執行役員。1978年、北海道医療大学約学部卒業。病院勤務後、93年、アインファーマシーズ入社、薬剤師研修担当、2013年より現職。神戸薬科大学非常勤講師、北海道大学非常勤講師として、「薬剤師教育指導論」や「リスクマネジメント」を教えている。MBA取得後、経営学博士課程に進学。
寝たきりを遠ざける運動と栄養 11
社会との交流が少ない人は、衰えやすいことが分かってきました。また、フレイル※の人は、そうでない人より、医療費や介護費が年55万円余計にかかるという研究結果も出ています。
がん医療を拓く 26
働きながら治療を続けるがん患者は、医師にも会社にも相談できない悩みをかかえがち。就労の専門家を交えた新しいグループ療法「就労リング」と、それで自信を取り戻す患者が広がりつつあります。
前号で特集した「オーラル・フレイル」は、咀嚼力の低下が危険因子の一つでした。咀嚼力の手軽な維持強化策といえばガム噛みですが、そのガムを噛むことで刺激に対する脳の反応が早くなる、という研究結果が2008年に日本から報告され、その後も研究が進んでいます。
「肥満の予防のために、野菜をたくさん食べましょう」、という言葉はよく耳にしますよね。でも、具体的にどの野菜がいいのでしょう? また、「果物は好きだけど、太りそうだからあまり食べない」、という方はいませんか? 本当に果物は太るのでしょうか? このような素朴な疑問の答えが、医学雑誌「PLOS Medicine」に報告されましたのでご紹介します。
大西睦子の健康論文ピックアップ114
大西睦子 内科医師、ボストン在住。医学博士。東京女子医科大学卒業。国立がんセンター、東京大学を経て2007年4月から7年間、ハーバード大学リサーチフェローとして研究に従事。著書に「カロリーゼロにだまされるな――本当は怖い人工甘味料の裏側 」(ダイヤモンド社)。
大西睦子医師に、食やダイエットなど身近な健康をテーマにした最新学術論文を分かりやすく解説してもらいます。論文翻訳のサポートと編集は、ロハス・メディカル専任編集委員の堀米香奈子が担当します。
駒村和雄の異論、反論(1)
兵庫医科大学非常勤講師(医学博士・総合内科専門医・循環器専門医)
内側から見た米国医療 30
反田篤志 そりた・あつし●医師。07年、東京大学医学部卒業。沖縄県立中部病院での初期研修を終え、09年7月から米国ニューヨークの病院で内科研修。12年7月からメイヨークリニック勤務。
久住英二 くすみ・えいじ●1999年、新潟大学医学部卒業。虎の門病院に勤務した後、東大医科研先端医療社会コミュニケーションシステム部門に所属、2008年6月、立川駅の駅ビル「エキュート立川」で開業。内閣府の規制・制度改革仕分け人でもあった。