このサイトは、自らの知恵と行動で、医療や介護のお世話になることを最小限にして、楽しく健やかに生きたいという方々のため、科学的根拠のある役立つ情報をお知らせしていく場です。 多くの志高い医師の関与により2005年に創刊され、全国の大きな医療機関に配置され続けている小冊子『ロハス・メディカル』の発行元(株)ロハスメディアが、その経験と人的ネットワークを生かし、『ロハス・メディカル』の信用も賭けて情報を厳選してお届けします。

株式会社ロハスメディア 私たちの信条

新着情報

このサイトを購読する Atom RSS2.0

 近年は9月になっても残暑が厳しく、熱中症対策が必要です。汗をたくさんかく時に水分補給する大切さは皆さんもご存じと思いますが、水やスポーツドリンクだけ飲んでいるとミネラルが足りなくなって、頭痛や吐き気、食欲不振などが起き、場合によっては、死に至ることもあるのはご存じでしょうか。運動関連低ナトリウム血症(EAH)と呼ばれる状態です。スポーツドリンクにも、ナトリウムは含まれますが、それでもやはり水分量が多過ぎて、血液が薄まってしまうのです。わずかな量で、人の命をもコントロールする"ミネラル"の力、ご紹介します。

元看護師ライター 葛西みゆき

自分のロコモ度 定期的にチェックを

新・大人が受けたい今どきの保健理科 4

吉田のりまき 薬剤師。科学の本の読み聞かせの会「ほんとほんと」主宰

記事を読む

足りていますか? ビタミンD

寝たきりを遠ざける運動と栄養 10

転倒骨折のリスクを下げてくれるという報告のあるビタミンD。不足している人が珍しくないかもしれません。

記事を読む

日本の夏、高齢者は 冷房を使うべし


それって本当? 4

ロハス・メディカル専任編集委員 堀米香奈子(米ミシガン大学大学院環境学修士)

記事を読む

梅村聡が斬る 第23回

よく考えよう地域包括ケア
誰の利益になる仕組みか 

医療・介護・福祉の業界で、「地域包括ケア」を実現するための試行錯誤が、大変な息王で始まっています。でも、少し立ち止まって考えてみませんか、と言いたいです。この仕組み、誰の利益になるのでしょう。国民の皆さんにも、危機感を共有していただけたら幸いです。

梅村聡 うめむら・さとし●内科医。前参議院議員、元厚生労働大臣政務官。1975年、大阪府堺市生まれ。2001年、大阪大学医学部卒業。

記事を読む

歪みを助長

曲がり角の国民皆保険 2 (集中連載)

世界的にも優れた制度だった国民皆保険は、その思想が単に時代と合わなくなってきているだけでなく、社会の不公平さを拡大する働きすら果たしてしまっています。

記事を読む

睡眠のリテラシー54

高橋正也 独立行政法人労働安全衛生研究所作業条件適応研究グループ上席研究員

 うつ病は、"生涯で4人に1人はかかる可能性がある"と言われているのをご存じですか?

 うつ病については様々な角度からの研究が行われていますが、今のところ"飲めばすぐ効く特効薬"は見つかっていません。しかし今回、うつ病を発症する以前の幸せな記憶を思い出すことで、うつ症状を改善することができるという研究が発表され、今後の治療成果向上が期待されています。


元看護師ライター 葛西みゆき

睡眠は、記憶も筋肉も守る

 あなたは1日のうち、どのくらい睡眠に時間を費やしますか?

 ヒトや動物は、1日のうち数時間は睡眠をとることで生きています。睡眠の一番の効果は疲労回復にあると言われていますが、実は疲労回復以外にも効果のあることが分かってきました。

元看護師ライター 葛西みゆき

コーヒー=万能薬 ではない理由

ここ数年、医学研究の分野では、なぜかコーヒーに注目が集まっており、日本だけではなく、世界中の国々で、コーヒーと疾患との関連性を見出そうとする様々な研究が行われています。研究結果は、「●●に良い」とするものもあれば、「□□のリスクになる」というものもあります。果たして、コーヒーは身体に良いのでしょうか、悪いのでしょうか。

元看護師ライター 葛西みゆき

運動もせずに酒浸りの生活でいたら、間違いなく不健康ですよね。一方、よく運動し、適量のアルコールを摂取するのは、健康的なライフスタイルとして知られています。それでは、運動後の飲酒はどうでしょうか? ペンシルバニア州立大学(The Pennsylvania State University)の研究者たちは2015年6月、一般に、運動した日には普段より飲酒量が増えることを報告しました。今回はこの論文をきっかけに、運動後の飲酒の問題点をまとめてみたいと思います。

大西睦子の健康論文ピックアップ112

大西睦子 内科医師、ボストン在住。医学博士。東京女子医科大学卒業。国立がんセンター、東京大学を経て2007年4月から7年間、ハーバード大学リサーチフェローとして研究に従事。著書に「カロリーゼロにだまされるな――本当は怖い人工甘味料の裏側 」(ダイヤモンド社)。

大西睦子医師に、食やダイエットなど身近な健康をテーマにした最新学術論文を分かりやすく解説してもらいます。論文翻訳のサポートと編集は、ロハス・メディカル専任編集委員の堀米香奈子が担当します。

コンビニ受診大歓迎 第49回

久住英二 くすみ・えいじ●1999年、新潟大学医学部卒業。虎の門病院に勤務した後、東大医科研先端医療社会コミュニケーションシステム部門に所属、2008年6月、立川駅の駅ビル「エキュート立川」で開業。内閣府の規制・制度改革仕分け人でもあった。

記事を読む

無理なダイエットは サルコペニアを招く

薬局の上手な使い方 47

土居由有子 どい・ゆうこ●(株)アインファーマシーズ上席執行役員。1978年、北海道医療大学約学部卒業。病院勤務後、93年、アインファーマシーズ入社、薬剤師研修担当、2013年より現職。神戸薬科大学非常勤講師、北海道大学非常勤講師として、「薬剤師教育指導論」や「リスクマネジメント」を教えている。MBA取得後、経営学博士課程に進学。

記事を読む

顕微授精に潜在リスク 精子の品質管理が必要

不妊治療で普及している不妊治療は、「どのように」卵子に精子を刺すかを詳細に論議してきましたが、「どのような」精子を選ぶかについて明確な基準はありません。穿刺する精子の質が顕微授精児の異常に繋がっている可能性があります。改善策を提案します。

黒田優佳子 くろだ・ゆかこ●黒田IMR院長。1987年、慶應義塾大学医学部卒業。95年、同大学院卒業、医学博士。東京大学医科学研究所での研究生活を経て97年に慶應義塾大学産科医長。2000年に独立。

記事を読む

世界中で多くの人に愛されているコーヒー。疲れた時、ほっと一息つきたい時、コーヒーの香りに包まれるだけで、ちょっとした幸福感を味わうこともあると思います。しかし、中にはどうしてもコーヒーが苦手、という人もいます。もし、その理由の一端が、生まれながらにして決まっているとしたら、どう思いますか?

元看護師ライター 葛西みゆき

やせ細る悪液質 体内で慢性炎症

がん医療を拓く 25

食べても痩せてしまい、QOL(生活の質)を下げ、余命を短くする「悪液質」。患者の体内では、全身性の慢性炎症が起きていると分かってきました。治療法開発も始まっています。

記事を読む

梅村聡が斬る 第22回

フランスで見えた日本の努力
地域包括ケアは頑張り過ぎ? 

5月、フランス・パリへ、日本で言うところの地域包括ケアをどう運営しているのか視察に行ってきました。膨張する社会保障費をどう賄っていくか、日本と抱える課題は一緒と感じましたが、その一方で彼らは、日本人から見ると「そんな在宅ケアでも大丈夫?」と思うような状況も大らかに受け入れていました。日本の地域包括ケアシステムは、日本人の緻密さや勤勉さで支えられているように感じました。

梅村聡 うめむら・さとし●内科医。前参議院議員、元厚生労働大臣政務官。1975年、大阪府堺市生まれ。2001年、大阪大学医学部卒業。

記事を読む

認知症を笑顔で表現してみたい

ハート・リング通信 19

早田雅美 ハート・リング運動 事務局長

記事を読む

1日10分余計に 動くだけでOK

寝たきりを遠ざける運動と栄養 9

健康のために運動を、と言われても、何をどれだけやったらよいのか分からず、やる気になれないという方、今より10分余計に動けば何でもよいらしいですよ。

記事を読む

糖尿病のリスクが 鶏卵で下がるかも

食べ物と添加物と健康 34

大西睦子 おおにし・むつこ●医学博士。東京女子医科大学卒業。国立がんセンター、東京大学を経て2007年4月からボストンにて基礎研究に従事。

記事を読む

<前の20件  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20
サイト内検索