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カテゴリー「食事」の記事一覧
カルシウムの摂取量と原発性副甲状腺機能亢進症との関連を調べたところ、カルシウム摂取量の多い方が副甲状腺ホルモンの分泌異常リスクが下がると分かりました。
Calcium intake and risk of primary hyperparathyroidism in women: prospective cohort study
Julie M Paik, instructor and attending physician, Gary C Curhan, professor and attending physician, Eric N Taylor, assistant professor and attending physician
BMJ 2012; 345 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.e6390 (Published 18 October 2012)
Cite this as: BMJ 2012;345:e6390
川口利の論文抄訳
発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。
健康的な生活様式と生涯における心不全リスクの間には大いなる関連のあることが分かりました。
Relation Between Modifiable Lifestyle Factors and Lifetime Risk of Heart Failure
Luc Djoussé, MD, ScD, MPH, Jane A. Driver, MD, MPH, J. Michael Gaziano, MD, MPH
JAMA. 2009;302(4):394-400. doi:10.1001/jama.2009.1062.
川口利の論文抄訳
発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。
以前から当コーナーで取り上げている人工甘味料の問題。健康に対する新たな疑惑が米国で論文発表され、議論が巻き起こっています。論文著者の所属医療機関が謝罪発表をするという異例の事態にまで発展しているようです。
大西睦子の健康論文ピックアップ15
大西睦子 ハーバード大学リサーチフェロー。医学博士。東京女子医科大学卒業。国立がんセンター、東京大学を経て2007年4月からボストンにて研究に従事。
ハーバード大学リサーチフェローの大西睦子医師に、食やダイエットなど身近な健康をテーマにした最新学術論文を分かりやすく解説してもらいます。論文翻訳のサポートとリード部の執筆は、ロハス・メディカル専任編集委員の堀米香奈子が担当します。
フィンランドのKoupioという都市や近隣住民を対象としたコホート研究において、トマトに含まれるリコピンが脳卒中リスク低下と関連あることが分かりました。
Serum lycopene decreases the risk of stroke in men A population-based follow-up study
Jouni Karppi, PhD, Jari A. Laukkanen, MD, PhD, Juhani Sivenius, MD, PhD, Kimmo Ronkainen, MSc and Sudhir Kurl, MD
doi: 10.1212/WNL.0b013e31826e26a6 Neurology October 9, 2012 vol. 79 no. 15 1540-1547
川口利の論文抄訳
発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。
大西睦子ハーバード大学リサーチフェロー
医学博士。東京女子医科大学卒業。国立がんセンター、東京大学を経て2007年4月からボストンに。
「マルチビタミン」あるいは「サプリメント」という言葉、今ではかなり耳慣れたものになっていますよね。でも実際には、多くの人が「なんとなく体にいいかも」という程度の認識ではないでしょうか。今回、がん予防効果が科学的に示されたようです。(それにしても"少し"というタイトル、とても正直ですね)
大西睦子の健康論文ピックアップ14
大西睦子 ハーバード大学リサーチフェロー。医学博士。東京女子医科大学卒業。国立がんセンター、東京大学を経て2007年4月からボストンにて研究に従事。
ハーバード大学リサーチフェローの大西睦子医師に、食やダイエットなど身近な健康をテーマにした最新学術論文を分かりやすく解説してもらいます。論文翻訳のサポートとリード部の執筆は、ロハス・メディカル専任編集委員の堀米香奈子が担当します。
カフェイン抜きのコーヒーを摂取すると、直腸がんのリスクが下がると分かったそうです。カフェイン入りの場合は、コーヒー・紅茶ともリスクを上げも下げもしませんでした。
Coffee, tea, and caffeine consumption and incidence of colon and rectal cancer.
Michels KB, Willett WC, Fuchs CS, Giovannucci E.
J Natl Cancer Inst. 2005 Feb 16;97(4):282-92.
PMID:15713963[PubMed - indexed for MEDLINE] PMCID:PMC1909914
川口利の論文抄訳
発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。
当たり前かもしれませんが、心臓突然死には生活様式が大きく関わっており、喫煙しないこと、定期的に運動をすること、食生活に気を配ること、健康体重維持に努めること、すべてをクリアすれば、女性での心臓突然死リスクは相当に下がるとのことです。
川口利の論文抄訳
発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。
スウェーデンで、フルーツや野菜の摂取が胃がん予防に結び付くかどうか調査したところ、野菜の摂取は胃がんリスクの低下につながることが分かったそうです。
川口利の論文抄訳
発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。
今回は少し趣向を変えて、ダイエットそのものより、その根底にある「自分の容姿へのコンプレックス」が病的に高まった状態(身体醜形障害)を扱います。多くにダイエット願望が見られるだけでなく、自殺未遂の率が非常に高いそうなのです・・・。
大西睦子の健康論文ピックアップ12
大西睦子 ハーバード大学リサーチフェロー。医学博士。東京女子医科大学卒業。国立がんセンター、東京大学を経て2007年4月からボストンにて研究に従事。
ハーバード大学リサーチフェローの大西睦子医師に、食やダイエットなど身近な健康をテーマにした最新学術論文を分かりやすく解説してもらいます。論文翻訳のサポートとリード部の執筆は、ロハス・メディカル専任編集委員の堀米香奈子が担当します。
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