全国の基幹的医療機関に配置されている『ロハス・メディカル』の発行元が、
その経験と人的ネットワークを生かし、科学的根拠のある健康情報を厳選してお届けするサイトです。
情報は大きく8つのカテゴリーに分類され、右上のカテゴリーボタンから、それぞれのページへ移動できます。
2018年1月の記事一覧
「高齢者、地域活動で認知症リスク減 役職かどうかでも差」という研究結果が報じられています(グラフ1)。地域活動が健康や認知機能に良さそうなのはなんとなく想像がつきますが、注目すべきは、「役職かどうかでも差」の部分です。
グラフ1
(老年学的評価研究)
堀米香奈子 ロハス・メディカル専任編集委員
昨日、阪大大学院の福井小紀子教授から現在の医療介護政策についての講義を聞いた。
今後の政策展開展開のポイントとして、
●医療側・・・「医療機能の分化」(都道府県、2次医療県単位)
●介護側・・・「地域包括ケア推進策」(市町村単位)
両者の整合性を取りながら、出てくる課題を解決していくことが大事ということ。
医療介護連携に予算が大きく割かれ、市町村への期待も高まる中で、医療側がどうコミットしていくかが重要とのことだった。
ロハス・メディカル論説委員 熊田梨恵
野菜がまだまだ本当に高いです。平年価格に比べ、白菜が約2.3倍、大根やキャベツが約2.2倍(1月15~17日の小売価格、農水省食品価格動向調査)とのことですが、実感ではそれ以上のものも。それらに含まれるビタミンCをどうにか他の食材から摂れないか......
そこで改めて見直したのが、今年は価格の安定しているジャガイモです。
堀米香奈子 ロハス・メディカル専任編集委員
晩婚化により、親の介護と子どもの育児の両方を担う「ダブルケア」の状況になっている人が増えてきたと言われています。こんな記事を見つけました。「育児と介護の「ダブルケア」 仕事とどう両立 地域で相談し合い悩み軽減」
実は筆者もダブルケアの状況にあるのですが、正月明けには自分が体調を崩してしまいました。
ロハス・メディカル論説委員 熊田梨恵
昨夕、「1日1本のたばこでも心臓発作のリスク大、英大学の研究」との報道がありました。1本吸って影響があるくらいですから、主流煙以上に有害と言われる副流煙の受動喫煙によって心臓発作が起きるのは無理もなさそうです。しかも「ライト」タバコを吸っても、周囲への迷惑は、まったく軽減されません!
堀米香奈子 ロハス・メディカル専任編集委員
地域包括ケアに関する様々な課題を扱った「地域包括ケアの課題と未来」の改訂版「地域包括ケア 看取り方と看取られ方: 第三次生活困難期における支援策」が刊行された。
高齢者を含む日本全体の状況への考察がさらに加わり、今の時代をマクロから捉えた「生活困難期」という考え方には唸らされた。
ロハス・メディカル論説委員 熊田梨恵
1月に最も発生件数が増えるもの――それは、餅を喉に詰まらせる事故です。今年も元旦から、餅をのどに詰まらせた高齢者の救急搬送のニュースが相次ぎました。餅に限らず、加齢と共に、食べ物を呑み込む際にむせたり喉にひっかかったりして、ヒヤッとすることが増えていませんか? 対策としてよく行われるのが、調理の際に食品に「とろみ」をつけること。とろみには保温性を高める効果もあって、冬にはぴったりですね。ただし、注意すべき点もあります。
堀米香奈子 ロハス・メディカル専任編集委員
協会けんぽでジェネリック医薬品の使用割合が増えてきたという記事があった。
「2017年9月の後発品割合71.2%、上昇傾向だが「80%以上」に向けて強力な対策必要―協会けんぽ」
医療費抑制のためにジェネリックの使用を国は強力に推し進め、政府は2017年に使用割合を数量ベースで70%以上、2020年には80%以上、という目標を掲げている。このため、私たちもジェネリック使用に関するチラシなどを調剤薬局以外でもよく見かけるようになっていると思う。
しかし、ジェネリック使用の前に、もっとできることがあるのではと思う。
ロハス・メディカル論説委員 熊田梨恵
今年のインフルエンザは、B型の流行が例年より早く、A型とB型が同時に来たようです。流行も本格化してきたので、改めてインフル予防についてまとめておきたいと思います。ポイントは緑茶と歯磨き!
堀米香奈子 ロハス・メディカル専任編集委員
高齢者がアンドロイドと過ごすことで「普段介護士には言ってくれないことを言ってくれたりする。実際の人間だと身構えてしまったり、言いづらいと思ったりすることがあるが、親しみを覚えて話しやすくなったりする」――。高齢者医療・介護に関わるメンバーが多かった公開講座の中で、異彩を放っていたのが大阪大学基礎工学研究科の住岡英信氏(国際電気通信基礎技術研究所(ATR)石黒浩特別研究所存在感メディア研究グループグループリーダー)と、住岡氏が紹介したアンドロイドの「テレノイド」。講座終了後にはテレノイドを間近で見ようと参加者の人だかりができるほどの人気ぶりだった。
ロハス・メディカル論説委員 熊田梨恵