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2012年11月の記事一覧
米国で、乳がん検診に用いられる従来のマンモグラフィーと3次元撮影できる3Dトモシンセシスとを比較したところ、がん診断正確度や、がんではない症例の再現率で、3Dトモシンセシスを用いた方が精度は高いと分かりました。
Assessing Radiologist Performance Using Combined Digital Mammography and Breast Tomosynthesis Compared with Digital Mammography Alone: Results of a Multicenter, Multireader Trial
Rafferty EA, Park JM, Philpotts LE, Poplack SP, Sumkin JH, Halpern EF, Niklason LT.
Radiology. 2012 Nov 20. [Epub ahead of print]
川口利の論文抄訳
発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。
皆さん、「浮気防止スプレー」と聞いて、どうですか? どうせ漫画の世界の話でしょ、と思ってしまいますよね。でも、その可能性を感じさせる研究が、大真面目に行われているそうなのです・・・。
大西睦子の健康論文ピックアップ17
大西睦子 ハーバード大学リサーチフェロー。医学博士。東京女子医科大学卒業。国立がんセンター、東京大学を経て2007年4月からボストンにて研究に従事。
ハーバード大学リサーチフェローの大西睦子医師に、食やダイエットなど身近な健康をテーマにした最新学術論文を分かりやすく解説してもらいます。論文翻訳のサポートとリード部の執筆は、ロハス・メディカル専任編集委員の堀米香奈子が担当します。
インターネット上の健康情報を適切に収集し活用するためにはeヘルス・リテラシーが求められるという趣旨の、試みとしては面白い論文ですが、考察は牽強付会に過ぎるような気がします。
Association of eHealth Literacy With Colorectal Cancer Knowledge and Screening Practice Among Internet Users in Japan
Seigo Mitsutake, MS; Ai Shibata, PhD; Kaori Ishii, PhD; Koichiro Oka, PhD
J Med Internet Res 2012;14(6):e153
doi:10.2196/jmir.1927
川口利の論文抄訳
発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。
大西睦子ハーバード大学リサーチフェロー
医学博士。東京女子医科大学卒業。国立がんセンター、東京大学を経て2007年4月からボストンに。
日本の山間部で、人口中心地までの距離と高血圧リスクとの関連を調べたところ、車を利用しない人では、距離が遠いと高血圧有病率は有意に高いことが見いだされました。
Effect of Environmental and Lifestyle Factors on Hypertension: Shimane COHRE Study
Tsuyoshi Hamano, Yoshinari Kimura, Miwako Takeda, Masayuki Yamasaki, Minoru Isomura, Toru Nabika, Kuninori Shiwaku
PLoS ONE 7(11): e49122. doi:10.1371/journal.pone.0049122
川口利の論文抄訳
発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。
『現場からの医療改革推進協議会 第7回シンポジウム』のweb上再現。本日はセッション3から、一部の人々から絶大な支持を得ている(一部の人からは大変怖がられている)小野俊介・東京大学大学院薬学系研究科准教授の講演を、ほぼ全文ご紹介します。(野田大統、川口恭)
米国で、大気汚染と認知機能低下の関連を調査したところ、粒子状汚染物質への長期間曝露が老齢者の認知機能低下を早めることが分かりました。
Exposure to Particulate Air Pollution and Cognitive Decline in Older Women
Jennifer Weuve, MPH, ScD; Robin C. Puett, MPH, PhD; Joel Schwartz, PhD; Jeff D. Yanosky, MS, ScD; Francine Laden, MS, ScD; Francine Grodstein, ScD
Arch Intern Med. 2012;172(3):219-227. doi:10.1001/archinternmed.2011.683.
川口利の論文抄訳
発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。
中国で、一般住民を対象にメタボリックシンドロームと心血管疾患の関係を調査したところ、メタボ診断基準の中の血圧・トリグリセリド値・空腹時血糖値を改善すると心血管リスクは下がると分かりました。
An Exploratory Analysis of Dynamic Change of Metabolic Syndrome in Relation to the Risk of Developing Cardiovascular Disease in a Chinese Cohort
H Zhou, Zr Guo, Xs Hu, Lg Yu, Bh Xu, M Wu, Zy Zhou, C Yang and PMMJS Study Group
Iranian J Publ Health, Vol. 41, No.4, Apr 2012, pp. 26-34 Original Article
川口利の論文抄訳
発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。
デンマークで小学生を対象に調査したところ、自転車通学を続けることは将来の2型糖尿病や心血管疾患予防につながるらしいことが分かりました。
Bicycling to school improves the cardiometabolic risk factor profile: a randomised controlled trial
Lars Østergaard, Line A B Børrestad, Jakob Tarp, Lars Bo Andersen
BMJ Open 2012;2:e001307 doi:10.1136/bmjopen-2012-001307
川口利の論文抄訳
発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。
冠動脈性心疾患発生の推定リスクが低い男女を対象に、心肺機能と30年間での総死亡リスクや心血管疾患死亡リスクとの関連を調べたところ、心肺機能の高い方がリスクは低いと分かりました。
Cardiorespiratory Fitness and Long-Term Survival in "Low-Risk" Adults
Carolyn E. Barlow, MS; Laura F. DeFina, MD; Nina B. Radford, MD; Jarett D. Berry, MD, MS; Kenneth H. Cooper, MD, MPH; William L. Haskell, PhD; Lee W. Jones, PhD; Susan G. Lakoski, MD, MS
J Am Heart Assoc. 2012;1:e001354 doi: 10.1161/JAHA.112.001354.
川口利の論文抄訳
発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。