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ナッツを食べて、ヘルシーになろう!

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※1・・・Body Mass Index。身長からみた体重の割合を示す体格指数で、「体重(kg)÷身長(m)の2乗」で求められる。ただ、WHOでは25以上を「overweight」、30以上を「obese(肥満)」としているのに対し、日本肥満学会ではBMI=22の場合を標準体重としており、25以上を肥満、18.5未満を低体重(やせ)としている。

※2・・・・インスリン分泌低下と感受性低下の二つを原因とする糖尿病。一般的に「生活習慣が悪かったので糖尿病になった」と言う場合、この2型糖尿病を指す。日本では糖尿病全体の9割を占める。2型糖尿病が発症する原因は完全に明らかではないが、遺伝的に糖尿病になりやすい体質の人(遺伝因子)が、糖尿病になりやすいような生活習慣を送ること(環境因子)の両者が関与していると考えられている。

※3・・・植物性でオメガ3系の多価不飽和脂肪酸。人間の体内で合成することができないが、細胞膜の重要な構成要素で、脳、神経系の発達や働きにも重要な役割を果たしている必須脂肪酸。しかし、熱、光、酸素に反応しやすく不安定で、加工や保存性が悪く(そのため食用油にはオメガ6系のリノール酸かオメガ9系のオレイン酸が多い)、現代の食環境では不足しているとされる。体内でαリノレン酸からDHAとEPAが合成されるため、さば、さんま、いわし、あじ、ぶり、まぐろなど、α-リノレン酸を多く含む海藻を食べる天然魚(主にいわゆる青魚)にはDHAやEPAが多く含まれる。

※4・・・「植物の(phyto)」「化学物質(chemical)」、つまり植物由来の化学物質の総称。植物が長い歴史の中で紫外線による酸化を始め有害物質、害虫、外敵などから自分を守るために作り出すようになったもので、色や香り、苦味などがある。もともと必須栄養素とはされていないが、近年では食物繊維を第6の、フィトケミカルを第7の栄養素として数えることもある。

※5・・・生物の生存・生育に微量に必要な栄養素のうち、無機物にあたるもの。一般的な有機物に含まれる元素(炭素・水素・窒素・酸素)以外の、生体にとって欠かせない元素で、無機質ともいう。糖質、脂質、蛋白質、ビタミンと並び五大栄養素の一つとして数えられる。動物の種類や性別、成長段階によって必要な種類や量は異なる。すべての要素は適度な量を摂る事が良く、欠乏症だけでなく過剰摂取も病気の原因ともなる。日本においては13元素(亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・モリブデン・ヨウ素・リン)が健康増進法に基づく食事摂取基準の対象として厚生労働省により定められている。

※6・・・内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態(内臓脂肪症候群)。糖尿病や高血圧症、脂質異常症(※7)等の生活習慣病を併発しやすく、まだ病気とは診断されない予備群でも動脈硬化が急速に進行する。

※7・・・(高脂血症から名称変更)血液中に含まれる脂質が過剰、もしくは不足している状態。高コレステロール血症、高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症、高トリグリセリド血症といった種類があり、WHOの基準に基づき日本動脈硬化学会が診断基準を定めている。

※8・・・コレステロールは細胞を作るのに必須であり、その他人体に必要な物質。多くは 脳、肝臓、脂肪組織、副腎に存在している。肝臓や腸で合成(約90%)され、食材として体内に入るのは10%ほど。脂肪を腸内で分解・吸収する胆汁酸の原料であり、内臓機能を保持するステロイドホルモン、特に性ホルモン、副腎皮質ホルモンの前駆体として重要。水分が多い血液には溶けづらいので、血中では水になじむ「リン脂質」や、タンパク質にくるまれた「リポタンパク」の形で存在している。なお、コレステロール自体には善玉も悪玉もなく、コレステロールを運ぶ役目をするリポタンパクに善玉と悪玉がある。

※9・・・中性脂肪の一種。食物として取る脂肪の大部分が中性脂肪、中でもその9割以上をトリグリセリドが占める。食事から摂取される以外に肝臓でも合成されるため、炭水化物を多く摂っても、飲酒によっても血清中の値が高くなり、エネルギー源として使われる以上の過剰分は肝臓や脂肪組織に蓄えられて脂肪肝や肝硬変の原因となる。栄養状態や小腸での吸収能、肝臓での合成能の指標となり、肥満症や糖尿病の評価の一つに用いられている。

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