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2012年9月の記事一覧
高橋正也 独立行政法人労働安全衛生研究所作業条件適応研究グループ上席研究員
良い睡眠をとるために忘れてならないのが体内時計です。目覚まし時計が鳴るから目が覚め、お昼のチャイムを聞いたからお腹が減り、暗くなったから眠りにつくかのように思えます。ですが、何時ごろにどのような活動を行うか、いわば私たちの1日のスケジュール表は、実は脳の中にある時計によってほぼ決められています。睡眠についても、何時ごろに眠くなり、何時から床に入ればぐっすり眠れるかは、見通しがおおよそつきます。
高橋正也 独立行政法人労働安全衛生研究所作業条件適応研究グループ上席研究員
「睡眠時間はどのくらいの長さが最もよいでしょうか」。睡眠の話題になると、必ずこの質問が出てきます。現状、色々な人が色々な回答をしています。
高橋正也 独立行政法人労働安全衛生研究所作業条件適応研究グループ上席研究員
私は労働安全衛生総合研究所という厚生労働省の独立行政法人で働いています。当研究所は、健康で安全に働くために役立つ科学的なデータを提供するために、調査研究を行っています。職場にはたくさんの有害なものや危険なものがあるため、色々な分野の専門家が問題の解決にあたっています。私自身は、ちょうど20年前にこの研究所に入ってから、働く人々の睡眠について調べています。