全国の基幹的医療機関に配置されている『ロハス・メディカル』の発行元が、
その経験と人的ネットワークを生かし、科学的根拠のある健康情報を厳選してお届けするサイトです。
情報は大きく8つのカテゴリーに分類され、右上のカテゴリーボタンから、それぞれのページへ移動できます。

カテゴリー「川口利」の記事一覧

 MRI画像を用いて、加齢によってどのように脳が変化するのかと有酸素運動の効果を調べたところ、加齢によって最も重大な影響を受ける領域は、有酸素運動の効果も最も大きいことが分かりました。

Aerobic Fitness Reduces Brain Tissue Loss in Aging Humans
Stanley J. Colcombe, Kirk I. Erickson, Naftali Raz, Andrew G. Webb, Neal J. Cohen, Edward McAuley, and Arthur F. Kramer
J Gerontol A Biol Sci Med Sci (2003) 58(2): M176-M180 doi:10.1093/gerona/58.2.M176

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

 米国での調査で、ビタミンE・ビタミンC・βカロテンの摂取量とアルツハイマー病発症リスクとの関連を調べたところ、食事からのビタミンE摂取量が多いことはアルツハイマー病リスクを下げるとの結果が出ました。前回と同じような研究ですが、結果は少し異なるようです。

Dietary Intake of Antioxidant Nutrients and the Risk of Incident Alzheimer Disease in a Biracial Community Study
Martha Clare Morris, ScD; Denis A. Evans, MD; Julia L. Bienias, ScD; Christine C. Tangney, PhD; David A. Bennett, MD; Neelum Aggarwal, MD; Robert S. Wilson, PhD; Paul A. Scherr, PhD, ScD
JAMA. 2002;287(24):3230-3237. doi:10.1001/jama.287.24.3230.

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

抗酸化ビタミンと認知症

 オランダのRotterdam Studyにおいて、抗酸化物質であるβカロテン・フラボノイド・ビタミンC・ビタミンEの食事からの摂取量とアルツハイマー病リスクとの関連を調査したところ、ビタミンCおよびビタミンEの摂取量が高いことは、アルツハイマー病リスクを低下させる可能性のあることが分かりました。


Dietary Intake of Antioxidants and Risk of Alzheimer Disease
Marianne J. Engelhart, MD, MSc; Mirjam I. Geerlings, PhD; Annemieke Ruitenberg, MD, PhD; John C. van Swieten, MD, PhD; Albert Hofman, MD, PhD; Jacqueline C. M. Witteman, PhD; Monique M. B. Breteler, MD, PhD
JAMA. 2002;287(24):3223-3229. doi:10.1001/jama.287.24.3223.

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

 隠れ脳梗塞の存在がその後の認知機能にどのような影響を与えるのか調査したところ、ベースライン時に隠れ脳梗塞があったかどうかにかかわらず、新たに隠れ脳梗塞が見つかった場合には、有意に認知機能が低下することが分かりました。

Silent Brain Infarcts and the Risk of Dementia and Cognitive Decline
Sarah E. Vermeer, M.D., Ph.D., Niels D. Prins, M.D., Tom den Heijer, M.D., Albert Hofman, M.D., Ph.D., Peter J. Koudstaal, M.D., Ph.D., and Monique M.B. Breteler, M.D., Ph.D.
N Engl J Med 2003; 348:1215-1222March 27, 2003DOI: 10.1056/NEJMoa022066

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

 これまでに研究されてきた、運動と認知機能に関する結果の総評的論文です。ヒトにおいては、有酸素運動が認知機能低下予防に効果的らしいことが分かってきています。

Fitness, aging and neurocognitive function
Arthur F. Kramer ∗, Stanley J. Colcombe, Edward McAuley,
Paige E. Scalf, Kirk I. Erickson
Neurobiology of Aging 26S (2005) S124-S127
Received 21 August 2005; accepted 5 September 2005

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

 英国の研究グループが、高齢者に対する降圧剤治療がその後の認知機能に影響を与ええるかどうかを、利尿剤治療群・β受容体遮断薬治療群・プラセボ群に分けて調査したところ、高血圧治療は認知機能にプラスにもマイナスにもならないという結果が出ました。

Is the cognitive function of older patients affected by antihypertensive treatment? Results from 54 months of the Medical Research Council's trial of hypertension in older adults.
M. J. Prince, A. S. Bird, R. A. Blizard, and A. H. Mann
BMJ. 1996 March 30; 312(7034): 801-805.

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

 脳卒中歴や一過性虚血発作(TIA)歴のある人を対象とした無作為抽出二重盲検プラセボ対照試験において、開始時に認知機能低下が見られない人では、ACE阻害剤と利尿剤による治療が認知症予防に結び付くことが分かりました。

Effects of Blood Pressure Lowering With Perindopril and Indapamide Therapy on Dementia and Cognitive Decline in Patients With Cerebrovascular Disease Tzourio C, Anderson C, Chapman N, Woodward M, Neal B, MacMahon S, Chalmers J; PROGRESS Collaborative Group. Arch Intern Med. 2003;163(9):1069-1075. doi:10.1001/archinte.163.9.1069.

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

ヨーロッパで、降圧剤治療による認知症予防効果測定を実施したところ、1,000人の高血圧患者を5年間治療すれば20件の認知症予防につながるという結果が出ました。

The Prevention of Dementia With Antihypertensive Treatment 
New Evidence From the Systolic Hypertension in Europe (Syst-Eur) Study
Françoise Forette, MD; Marie-Laure Seux, MD; Jan A. Staessen, MD, PhD; Lutgarde Thijs, MSc; Marija-Ruta Babarskiene, MD; Speranta Babeanu, MD; Alfredo Bossini, MD; Robert Fagard, MD; Blas Gil-Extremera, MD; Tovio Laks, MD; Zhanna Kobalava, MD; Cinzia Sarti, MD; Jaakko Tuomilehto, MD; Hannu Vanhanen, MD; John Webster, MD; Yair Yodfat, MD; Willem H. Birkenhäger, MD;
Arch Intern Med. 2002;162(18):2046-2052. doi:10.1001/archinte.162.18.2046.

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

 米国で、糖尿病を有すること、およびアポリポ蛋白E4対立遺伝子を有することと、認知症発症リスクとの関連を調べたところ、両方を有することはアルツハイマー病および混合型アルツハイマー病発症リスクを高めることが分かりました。

Enhanced Risk for Alzheimer Disease in Persons With Type 2 Diabetes and APOE ε4The Cardiovascular Health Study Cognition Study
Fumiko Irie, MD, PhD, MPH; Annette L. Fitzpatrick, PhD; Oscar L. Lopez, MD; Lewis H. Kuller, MD, DrPH; Rita Peila, PhD; Anne B. Newman, MD, MPH; Lenore J. Launer, PhD
Arch Neurol. 2008;65(1):89-93. doi:10.1001/archneurol.2007.29.

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

 フィンランドで地域住民対象に、血圧およびコレステロール値と認知症リスクとの関連を調査したところ、中年期において収縮期血圧が高くコレステロール値も高いと、晩年期にアルツハイマー病発症リスクが高くなることが分かりました。

Midlife vascular risk factors and Alzheimer's disease in later life: longitudinal, population based study
Miia Kivipelto, Eeva-Liisa Helkala, Mikko P Laakso, Tuomo Hänninend, Merja Hallikainen, Kari Alhainen, Hilkka Soininen, Jaakko Tuomilehto, Aulikki Nissinen
BMJ 2001; 322 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.322.7300.1447 (Published 16 June 2001)

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。
  • 「認知症 それがどうした!」電子書籍で一部無料公開中
  • Google+
  • 首都圏・関西でおなじみ医療と健康のフリーマガジン ロハス・メディカル
月別アーカイブ
サイト内検索