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カテゴリー「リテラシー」の記事一覧
世の中に流れている情報は玉石混交です。
真に役立つ情報を選び取って上手に活用できるよう、目利きのための知恵をご紹介していきます。
よく考えよう地域包括ケア
誰の利益になる仕組みか
医療・介護・福祉の業界で、「地域包括ケア」を実現するための試行錯誤が、大変な息王で始まっています。でも、少し立ち止まって考えてみませんか、と言いたいです。この仕組み、誰の利益になるのでしょう。国民の皆さんにも、危機感を共有していただけたら幸いです。
梅村聡 うめむら・さとし●内科医。前参議院議員、元厚生労働大臣政務官。1975年、大阪府堺市生まれ。2001年、大阪大学医学部卒業。
曲がり角の国民皆保険 2 (集中連載)
世界的にも優れた制度だった国民皆保険は、その思想が単に時代と合わなくなってきているだけでなく、社会の不公平さを拡大する働きすら果たしてしまっています。
久住英二 くすみ・えいじ●1999年、新潟大学医学部卒業。虎の門病院に勤務した後、東大医科研先端医療社会コミュニケーションシステム部門に所属、2008年6月、立川駅の駅ビル「エキュート立川」で開業。内閣府の規制・制度改革仕分け人でもあった。
薬局の上手な使い方 47
土居由有子 どい・ゆうこ●(株)アインファーマシーズ上席執行役員。1978年、北海道医療大学約学部卒業。病院勤務後、93年、アインファーマシーズ入社、薬剤師研修担当、2013年より現職。神戸薬科大学非常勤講師、北海道大学非常勤講師として、「薬剤師教育指導論」や「リスクマネジメント」を教えている。MBA取得後、経営学博士課程に進学。
不妊治療で普及している不妊治療は、「どのように」卵子に精子を刺すかを詳細に論議してきましたが、「どのような」精子を選ぶかについて明確な基準はありません。穿刺する精子の質が顕微授精児の異常に繋がっている可能性があります。改善策を提案します。
黒田優佳子 くろだ・ゆかこ●黒田IMR院長。1987年、慶應義塾大学医学部卒業。95年、同大学院卒業、医学博士。東京大学医科学研究所での研究生活を経て97年に慶應義塾大学産科医長。2000年に独立。
がん医療を拓く 25
食べても痩せてしまい、QOL(生活の質)を下げ、余命を短くする「悪液質」。患者の体内では、全身性の慢性炎症が起きていると分かってきました。治療法開発も始まっています。
フランスで見えた日本の努力
地域包括ケアは頑張り過ぎ?
5月、フランス・パリへ、日本で言うところの地域包括ケアをどう運営しているのか視察に行ってきました。膨張する社会保障費をどう賄っていくか、日本と抱える課題は一緒と感じましたが、その一方で彼らは、日本人から見ると「そんな在宅ケアでも大丈夫?」と思うような状況も大らかに受け入れていました。日本の地域包括ケアシステムは、日本人の緻密さや勤勉さで支えられているように感じました。
梅村聡 うめむら・さとし●内科医。前参議院議員、元厚生労働大臣政務官。1975年、大阪府堺市生まれ。2001年、大阪大学医学部卒業。