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カテゴリー「リテラシー」の記事一覧
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西日本新聞に、『アルツハイマー 歯周病が誘発 九大、関与の酵素特定』という記事が出ていました。興味を引く見出しの一方、今イチよく分からない記事なので、元資料に当たってみました。
ああなるほど、と思った一方で、
カテプシンB特異的阻害剤は歯周病によるアルツハイマー病の発症と症状悪化を阻む可能性があるというのは、何とも費用対効果の悪いアプローチだなと思いながら読み進めたら、「研究者からの一言」にちゃんと
カテプシンB阻害剤を期待するより、まずは口腔ケアが重要です。とあって、ホっとしました。
ロハス・メディカル編集発行人 川口恭
バブル景気の頃の清水建設のCMで一世を風靡した忌野清志郎さんの「パパの歌」。♬昼間のパパはぁ光ってるぅぅ♫という歌詞を覚えてる方も多いこととでしょう。
あの歌詞は明らかに社会的状態を描いているわけですけれども、分子生物学的に見ても実は正しいのです。
ロハス・メディカル編集発行人 川口恭
9日付の毎日新聞報道によると、DeNAがWELQの再開を断念したそうです。
記事中の分析が奮っていて
医師による監修などの質向上の仕組みを整えればコストがかかる。このため、医療健康分野ではメディア事業が成り立たないと判断したとみられる。
とのこと。
複雑な気持ちになります。
ロハス・メディカル編集発行人 川口恭
オブジーボの光と影 6
なかなか分からなかった他国でのオプジーボ(ニボルマブ)の価格について9月、驚くべき記者発表がありました。英国では、メーカーの希望小売価格が日本の薬価の約5分の1で、しかも非小細胞肺がんで保健償還される金額は、その半分程度になりそうだ、というのです。
本誌編集発行人 川口恭
薬局の上手な使い方 63
土居由有子 どい・ゆうこ●(株)アインファーマシーズ上席執行役員。1978年、北海道医療大学約学部卒業。病院勤務後、93年、アインファーマシーズ入社、薬剤師研修担当、2013年より現職。神戸薬科大学非常勤講師、北海道大学非常勤講師として、「薬剤師教育指導論」や「リスクマネジメント」を教えている。MBA取得後、経営学博士課程に進学。
病期の悩みに、病気を持つ人が体験を元にアドバイスします。ポイントの解説も。
家族が病気のことを分かってくれません。どうしたらよいでしょうか?
聞き書き・武田飛呂城
たけだ・ひろき●日本慢性疾患セルフマネジメント協会事務局長