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遺伝子組み換え食品、良いの?悪いの?
※1・・・遺伝形質を規定する因子。その実体は、DNAと呼ばれる2重らせん構造の物質。DNAの塩基配列(4種類の塩基の組み合せが鎖状に連なったもの)が細胞内で生産されるタンパク質の種類を決定し,細胞の形質発現を行う。
※2・・・核ゲノムのDNA(※1参照)。ゲノムとは、ある個体の遺伝情報の全体で、実体としては、全遺伝情報を含む完全なDNA(デオキシリボ核酸)の塩基配列。
※3・・・バクテリアの主要な種の一つ。腸内細菌でもあり、鳥類および哺乳類の消化管内、特に大腸に生息する。バクテリアの代表としてモデル生物の一つとなっており、各種の研究で材料とされるほか、遺伝子を組み込んで有用な化学物質の生産にも利用される。
※4・・・原産地を南アメリカとする花。18世紀後半から19世紀前半にヨーロッパにもたらされて交配され、現在のペチュニアの元となった。その後、一層の品種改良が加えられてきたが、日本ではサントリーが日本の気候に合わせて品種改良した「サフィニア」を出してから人気が高まり、特に日本において品種改良の競争がもっとも激しいと言われる種となっている。
※5・・・トウモロコシなどのでん粉を酵素処理して生産される糖液。ブドウ糖より甘味を強めることができ、主に清涼飲料水に用いられる。食品表示では「ブドウ糖果糖液糖」(果糖含有率50%未満)、「果糖ブドウ糖液糖」(果糖含有率50~90%)となっている。
※6・・・遺伝子組み換えによって人為的に作り出された、本来、自然環境には存在しない生物が周囲の環境に漏出した場合、生態系に悪影響を与えること。特に遺伝子組換え作物の場合には、受粉による遺伝子汚染が問題視されており、この問題を解決するため繁殖能力を持たない作物のみを用いるなどの対策が行われている。