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2015年10月の記事一覧

就労リングで 社会復帰に自信

がん医療を拓く 26

働きながら治療を続けるがん患者は、医師にも会社にも相談できない悩みをかかえがち。就労の専門家を交えた新しいグループ療法「就労リング」と、それで自信を取り戻す患者が広がりつつあります。

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ガムを噛んだら 脳の反応早くなる

前号で特集した「オーラル・フレイル」は、咀嚼力の低下が危険因子の一つでした。咀嚼力の手軽な維持強化策といえばガム噛みですが、そのガムを噛むことで刺激に対する脳の反応が早くなる、という研究結果が2008年に日本から報告され、その後も研究が進んでいます。

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「肥満の予防のために、野菜をたくさん食べましょう」、という言葉はよく耳にしますよね。でも、具体的にどの野菜がいいのでしょう? また、「果物は好きだけど、太りそうだからあまり食べない」、という方はいませんか? 本当に果物は太るのでしょうか? このような素朴な疑問の答えが、医学雑誌「PLOS Medicine」に報告されましたのでご紹介します。

大西睦子の健康論文ピックアップ114

大西睦子 内科医師、ボストン在住。医学博士。東京女子医科大学卒業。国立がんセンター、東京大学を経て2007年4月から7年間、ハーバード大学リサーチフェローとして研究に従事。著書に「カロリーゼロにだまされるな――本当は怖い人工甘味料の裏側 」(ダイヤモンド社)。

大西睦子医師に、食やダイエットなど身近な健康をテーマにした最新学術論文を分かりやすく解説してもらいます。論文翻訳のサポートと編集は、ロハス・メディカル専任編集委員の堀米香奈子が担当します。

ノーベル賞の確率、宝くじの確率

駒村和雄の異論、反論(1)

兵庫医科大学非常勤講師(医学博士・総合内科専門医・循環器専門医)

新薬が既存薬より 良いとは限らない

内側から見た米国医療 30

反田篤志 そりた・あつし●医師。07年、東京大学医学部卒業。沖縄県立中部病院での初期研修を終え、09年7月から米国ニューヨークの病院で内科研修。12年7月からメイヨークリニック勤務。

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保険者の役割強化

曲がり角の国民皆保険 3 (集中連載)

膨張を続ける医療費に対して各方面から改革を求められた厚生労働省は、保険者の責任を強めようとしています。

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コンビニ受診大歓迎 第51回

久住英二 くすみ・えいじ●1999年、新潟大学医学部卒業。虎の門病院に勤務した後、東大医科研先端医療社会コミュニケーションシステム部門に所属、2008年6月、立川駅の駅ビル「エキュート立川」で開業。内閣府の規制・制度改革仕分け人でもあった。

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 運動が健康に良い、ということは皆さん周知の事実かと思います。

 日本人の死因の第2位である心疾患についても同様であり、国立がん研究センターの井上真奈美氏の研究においても、普段の身体活動量が多い人ほど心疾患による死亡リスクが低くなるということが示されています。

Inoue M, Iso H, Yamamoto S, Kurahashi N, Iwasaki M, Sasazuki S, Tsugane S; Japan Public Health Center-Based Prospective Study Group. Daily total physical activity level and premature death in men and women: results from a large-scale population-based cohort study in Japan (JPHC study). Ann Epidemiol. 2008; 18(7): 522-30.

 しかし、漠然と運動が良いと言っても、具体的にどのような種類の運動をどのくらいの時間行うのが良いか、という点についてはまだまだ十分な研究がなされていません。

 そんな中、2015年9月に発表されたスウェーデンのカロリンスカ研究所のIffat Rahman博士らの研究チームの論文によって、心不全と運動の新たな関係性が明らかとなりました。一体どのような運動が心不全のリスクを軽減してくれるのでしょうか。Rahman博士の研究論文を参考に、皆さんの運動方法についても今一度考えてみましょう。

松井拓也

灼熱の中で感じた 「インド人」だけの面白さ

医学生ぱこの 世界一周大冒険 4

箱山昂汰 はこやま・こうた●北海道大学医学部医学科4年生。2月に休学して、妊婦エプロンと一緒に世界一周放浪中。

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認知症の人とも心は通じます

~介護ヘルパー歴20年 川久保佳津江さん

ハート・リング通信 21

早田雅美 ハート・リング運動 事務局長

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