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子どもも塩分過剰に要注意

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※1・・・最高血圧が140mmHg以上または、最低血圧が90mmHg以上の状態が続く疾患(高血圧症)。頭痛や肩こり、めまい、耳鳴り、のぼせ、動悸、疲れやすいなどの自覚症状がまず現れる。

※2・・・心筋梗塞や狭心症など、冠動脈が狭くなったりせき止められるなどして、心臓の筋肉への血流が阻害され、心臓に障害が起こる疾患の総称。

※3・・・いわゆる「脳卒中」のこと。血管が破れたり、詰まったりすることで脳の細胞に栄養や酸素が供給されなくなり、脳の機能に障害が起こる疾患の総称。脳梗塞や脳出血、クモ膜下出血など。

※4・・・「21世紀における国民健康づくり運動」の略称。健康増進法(平成15年)に基づき国民の健康の増進の推進に関する基本的な方向や国民の健康の増進の目標に関する事項等を定めたもの。(現在のものは平成24年2次改正)

※5・・・データの偏りを軽減するため、被験者を無作為(ランダム)に「処置グループ」と「比較対照グループ」(プラセボ群など)に割り付けて実施・評価を行う試験。

※6・・・血液の中のインスリンの量が多い状態が続く疾患。インスリンは血糖値の維持に不可欠のホルモンだが、十分働かない状態(インスリン抵抗性)だと、血糖値調整のためにより多くのインスリンが分泌され続け、結果、血中のインスリン値が高くなる。放置すれば、糖尿病、高中性脂肪症、高血圧症、動脈硬化などにつながる。

※7・・・血中のアルドステロンの濃度が高い病態。アルドステロンは、水分の貯留を促すホルモンで、尿から血中へのナトリウムイオンの再吸収を増加させ、カリウムイオンの尿中への排泄を促進する。過剰になることで、血液量、血圧、血中のナトリウムイオン、血中のカリウムイオンの濃度の調節が崩れ、高血圧、むくみ、低カリウム状態(筋力低下、けいれん、麻痺、不整脈など)を引き起こす。

※8・・・生命活動維持のために体の状態一定に調節している自律神経系のひとつ。体を興奮状態にする作用があり、体を活発に動かす方向に働く。(副交感神経がちょうと逆の働きを司っており、両者が一体となりバランスとっている。そのバランスが崩れて交感神経優位となると、呼吸数増加、血圧上昇、動悸、緊張状態、発汗などが見られる)

※9・・・内臓脂肪型肥満(腹部肥満、リンゴ型肥満)に高血糖・高血圧・脂質異常症のうち2つ以上を合併した状態。これらが多数重なると相乗的に動脈硬化性疾患(狭心症、心筋梗塞、脳卒中など)の発生頻度が高まることが知られている。

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