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フレイルとか、サルコペニアとか、って...なんじゃそれ?

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初めて聞いた人、そう思いませんでしたか? 私には最初、スライムとか、ウィキペディアとか、そんな類のものに聞こえましたよ。それが日本国内で250万人もいるようなんだとか。知っている人は危機感を正しく持てるはずですが、何だかよく分からないと、「大変だ」って騒がれてもピンとは来ない、でもやっぱりなんだか怖いですよね。

堀米香奈子 ロハス・メディカル専任編集委員

フレイルは、高齢になって筋力や活力が衰えた状態。言ってしまえば要介護状態の一歩手前、崖っぷちの介護予備軍です。

一昨日の朝日新聞によると、フレイルの人が「国内に250万人いると見られる」んだそうです。国内の高齢人口は約3500万人なので、14人に1人の割合。要介護認定者数は621.5万人ですが、フレイルの人を上乗せしたら、「ピンピンコロリ」とはいかない高齢者が約870万人にも上ることに!

フレイルの中核がサルコペニアです。...って、これまた「なんじゃそれ」なんですが、サルコペニアとは、筋肉量が落ちていて筋力や身体機能が低下した状態。フレイルとほぼ同じに見えますが、特に身体的側面のみを指したものです。

どちらにしても、認知症よりも現時点で救いがあるのは、これらを良く知り、実践すべきを実践することで、「寝たきり」状態を少しでも遠ざけられる、ということです。

以下、基本的なことを、でもちゃんと知りたい人向けにロハス・メディカルの「寝たきりを遠ざける運動と栄養」特集記事をいくつかピックアップしました。超オススメです!お好きなところからどうぞ。

・フレイルってなに?
・自分の現状を知りたい! チェックリスト
・サルコペニア、なってない?
・何を食べて何をすれば予防できるの?
・運動は大変!という人も大丈夫。運動はいりません。
・そもそも筋肉がなぜ健康に大事か、というギモン。

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