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2016年6月の記事一覧
高橋正也 独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所 産業疫学研究グループ部長
久住英二くすみ・えいじ●1999年、新潟大学医学部卒業。虎の門病院に勤務した後、東大医科研先端医療社会コミュニケーションシステム部門に所属、2008年6月、立川駅の駅ビル「エキュート立川」で開業。内閣府の規制・制度改革仕分け人でもあった。
勉強するけれど族議員でない
そんな政治家が必要です
これからの政治家に必要なのは、既存の仕組みやルールを勉強して熟知しつつ、自分の胸元を崩すような大胆な改革を提案できる、そのような資質だと思います。現在の国会議員の中では、そのような考え方をする方が少ないように思います。そういった資質を持ちたいと思ってこれまで活動してきました。これからもその信念を変えずに頑張りたいと思います。
梅村聡 うめむら・さとし●内科医。前参議院議員、元厚生労働大臣政務官。1975年、大阪府堺市生まれ。2001年、大阪大学医学部卒業。
免疫の話は、難しい単語がいくつも出てきて、「何だかよく分からない」となりがちです。でも、オプジーボの価値を判断するためにも、知っておいて損はありません。極力平易に説明します。
本誌編集発行人 川口恭
「successful aging(上手なエイジング、加齢)」ってお聞きになったこと、ありますか? 老年医学の分野では、炭水化物と健康や病気との関係が、最近の研究の焦点となっています。今回は、食物繊維の豊富な食品でsuccessful agingが実現できそうだ、という研究結果が報告されましたので、ご紹介します。
大西睦子の健康論文ピックアップ118
大西睦子 内科医師、ボストン在住。医学博士。東京女子医科大学卒業。国立がんセンター、東京大学を経て2007年4月から7年間、ハーバード大学リサーチフェローとして研究に従事。著書に「カロリーゼロにだまされるな――本当は怖い人工甘味料の裏側 」(ダイヤモンド社)。
大西睦子医師に、食やダイエットなど身近な健康をテーマにした最新学術論文を分かりやすく解説してもらいます。論文翻訳のサポートと編集は、ロハス・メディカル専任編集委員の堀米香奈子が担当します。
オプジーボの光と影 2
普及した医療行為の中で最善のものを保証することによって世界から羨まれていた我が国の国民皆保険制度は、オプジーボ(ニボルマブ)の登場によって、その前提を足元から揺さぶられています。標準治療を最善と確信できない患者や、希望してもオプジーボ投与を受けられない患者が『難民』と化して、皆保険の網から漏れ始めているのです。
本誌編集発行人 川口恭