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自然が頭と心を癒す――科学的に証明

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※1・・・副腎皮質ホルモン一種で、炭水化物、脂肪、タンパク代謝を制御する生体にとって必須のホルモンであるが、ストレスによっても発散される。分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、過剰だと免疫機能の低下や不妊をもたらし、さらには脳の海馬(記憶を司る部位)を萎縮させてしまうことが分かってきた。

※2・・・一般に、ストレスを受けた際に脳下垂体から腎臓の上部にある副腎に指令が伝達されて分泌される、カテコールアミンとコルチゾール(※1)という2つの副腎皮質ホルモンのこと。これらのホルモンの連携によって、血液中の血糖値を上げて、脳や筋肉の働きを高め、ストレスと戦う態勢を整える。さらに、心臓の心拍数を上げたり、血管を収縮させて血圧を上げることでストレスに備えるもの。ストレスで緊張すると心臓がドキドキしたり、武者震いしたり、顔が紅潮するのは、この2つのホルモンの働きによるもの。

※3・・・生物の行う運動の中でも、自己の意思あるいは意図に基づく運動のこと。飛翔、歩行、走る、水泳、ほふく、人間に限った例では発声・発音などがある。

※4・・・大脳の表面に広がる、神経細胞の薄い層(1.5~4mmほど)。知覚、随意運動(※3)、思考、推理、記憶など、脳の高次機能を司っている。両生類から見られる古皮質と、哺乳類で出現する新皮質に分けられ、個体発生の初期には古皮質が作られ、後に新皮質が作られる。

※5・・・脳は非常に微弱な電流を流し続けており、その微細な電位差が頭部の表皮上で常に変化しているため、頭部に電極を付け、その電流を増幅器にかけて波形として記録するもの。

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