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朝ごはんを食べれば痩せるの!?

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※1・・・WHOでは、身長からみた体重の割合を示す体格指数として「体重(kg)÷身長(m) の2乗」で求められるBody Mass Index(BMI)の値が25以上を「overweight」、30以上を「obese(肥満)」としている。かたや日本肥満学会ではBMI=22の場合を標準体重としており、25以上を肥満、18.5未満を低体重としている。

※2・・・病気や健康状態の原因と思われる様々な因子(環境、遺伝、病因、行動等)を想定し、それぞれの因子がどの程度、病気や健康に慣用しているか、可能性を包括的・統計に調査するもの。

※3・・・心臓に血液を供給する冠動脈で血液の流れが悪くなり、心臓に障害が起こる病気の総称。冠状動脈の内側が狭くなり、心筋に必要な量の酸素が供給できなくなった結果、胸の痛みに襲われる狭心症(胸の痛みがない場合は無症候性心筋虚血と呼ばれる)と、冠状動脈の詰まりがひどく、心筋の一部の組織が壊死してしまう心筋梗塞が含まれる。虚血性心疾患もほぼ同義。

※4・・・インスリン(※5)分泌低下と感受性低下の二つを原因とする糖尿病。一般的に「生活習慣が悪かったので糖尿病になった」と言う場合、この2型糖尿病を指す。日本では糖尿病全体の9割を占める。2型糖尿病が発症する原因は完全に明らかではないが、遺伝的に糖尿病になりやすい体質の人(遺伝因子)が、糖尿病になりやすいような生活習慣を送ること(環境因子)の両者が関与していると考えられている。

※5・・・膵臓に存在するランゲルハンス島(膵島)のβ細胞から分泌されるホルモンの一種。主として血糖を抑制する作用を持ち、血糖値が上がると分泌も増える。炭水化物を摂取すると小腸でブドウ糖に分解され、大量に体内に吸収されるが、ブドウ糖はエネルギー源として重要である反面、高濃度だと糖尿病等の有害な影響を引き起すため、インスリンの分泌によりその濃度(血糖)が常に一定範囲に保たれている。

※6・・・胃などから分泌されるホルモンの一種で、1999年に日本の研究者によって発見された。下垂体に働いて成長ホルモンの分泌を促進し、視床下部に働いて食欲を増進させる作用があるほか、循環器系やエネルギー代謝にも機能することが明らかになり、心機能の改善やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の栄養障害改善などに効果が期待されている。

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