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座り続ける生活で死亡リスク増...の話をもっと知りたい方は。
「座り続ける生活で死亡リスク増、『30分毎に運動を』米研究」という昨日配信のネットニュース。「デスクワークなのにどうすればいいんだ?!」と衝撃を受けた人は少なくないはずです。私も決して例外ではなく......(そもそも最近はまず腰に来てしまうんですが)
でも、実はこの話、2年も前にロハス・メディカルでほぼほぼ取り上げているんです。
堀米香奈子 ロハス・メディカル専任編集委員
それは、2015年11月号の2つの記事。
●座りっぱなしをとにかく排除!(住む街によって運動量は変わる)
座りっぱなしは肥満、糖尿病、心臓病、がんなどのリスクが上昇する、と警鐘を鳴らしました。(冒頭のネットニュースよりちょっと詳しいことが書いてあって、結構「へぇ」ですヨ)
で、さらに今回の米研究で、
1日に座っている合計時間や、立ち上がらずに座り続ける時間が長くなるにつれ、年齢や性別、人種、体格指数(BMI)、運動習慣にかかわらず、死亡のリスクが高くなることが分かった。
と、「死への近道」であることがはっきりしてしまった、というわけですね。
さあ皆さん、家でもオフィスでも座りっぱなしはダメ。週に1回、まとめて運動してもダメなんです。
家だったら、とにかく掃除機や拭き掃除。実は一気にきちんとやろうとするとかなり時間もかかって疲れますが、だからこそこまめに、30分ごとにちょっとずつ挟み込んでいくと、体も家もスッキリをキープできるんですね。
オフィスの場合...って、職種によっては正直難しいですよね。せめて他の部署や屋外に足を運ぶ用事など、効率を考えれば一度に済ませるべきところですが、あえてちょくちょく席を立つ理由に出来たらいいかも...。無理のない範囲で工夫して心がけてみてください! 何せ命あっての物種、健康じゃないと仕事も続けられないですからねー!!