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絵で見て分かる生活習慣病⑧ 血管が傷むから自覚症状なしでも怖い

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※情報は基本的に「ロハス・メディカル」本誌発行時点のものを掲載しております。特に監修者の肩書などは、変わっている可能性があります。

107-1-1.jpg 生活習慣病は、基本的に自覚症状がありません。それなのに病気扱いされるのは、心血管疾患(狭心症や心筋梗塞)や脳卒中など、命に関わる発作のリスクが高くなっているからで、なぜリスクが高くなっているかと言えば、血管が傷んでいるからです。
監修/木村健二郎 聖マリアンナ医科大学腎臓・高血圧内科教授

107_生活習慣病_1_通常の動脈.jpg 心臓から送り出された血液が全身を巡ることは人間の生命活動の基本であり、まさに生命線です。その経路である血管が傷むのですから、命に関わるのも当然のことです。

 その血管の傷みの中でも特に問題となるのが、動脈硬化です。動脈硬化が起きるメカニズムとしては、図のような3系統が知られています。高血圧だと、動脈硬化のリスクが上がるだけでなく、その後で致命的な発作をひき起こすリスクも上がります。
107_生活習慣病_2_動脈硬化.jpg

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