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なぜ行政を信用できないか~阿部光裕和尚の話

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 とにかくどっち向きに飛んできたかということを、スピーディーによく出ますけど、あれを教えてくれませんでした。教えてくれないから、実は原発付近の市町村には防災カレンダーというものを配っていまして、その防災カレンダーは、事故が起きた時はこんな方法で知らせますよと。それから皆さんのちゃんと避難を手助けしますよ、と月毎にちゃんと書いていまして、それは市町村の人はちゃんと掛けてたんです。なぜならば、原子力で潤っているから、そんなのは心配していねえだろうと、こう思ったら違うんです。本当に起きるかもしれないというのは、どこかにあるわけです。だから掛けておいたんですね。その一番後ろのページに、「起きたならばここに逃げなさい」と、こう書いてあるんです。どこの小学校の体育館にと。そこに逃げた人たちが、みんな被曝をした。迎えに来てくれないんです。だから、そこにいた人たちは、迎えに来てくれないのでずっとそこにいました。そして、連れて行かれた場所が、その飛んでいった方角なんですよ。北西とよく呼ばれます。飯館村と、そしてその先に福島市があるんです。福島市は不幸にも県庁所在地でした。県庁所在地がみんなで逃げるというわけにはいかなくて、福島県庁や市役所を中心に、逃がさないという方針を決めました。だから、逃がさないんです。逃がさないためにどうしたらよいのかとこう考えるんですね。
 福島市長というのは、本当にいたのかいないのかということが非常に話題になりました。実際に福島市長の家の玄関には、ちょうど田舎ですからね、市長宅といえども町の班が分けられています。その班に届く市政便りとかそういうものを、それぞれの自分の担当するところに配るのが班長というものなんですね。その班長という役を市長はやっていたにも関わらず、ずっとそれを、市政便りをですよ、5月6月と配らないで自分の自宅の玄関に貯めておいたそうです。奥さんもいます。子供もいます。ですが、その状態であったそうです。これだけテレビが入っているところで、今回初めてこれを言わさせていただきます。どうぞ瀬戸市長、訴えたいなら訴えて下さい。
 そういう状態で、市政便りなんて本当に欲しくてしょうがなかったんです。情報がないから。情報がないので、何なんだこの放射能と、こう思うわけです。そういう中で、生活をしました。
 もちろん知らない中にも、これはまずい、逃げなければいけないと、パッと一目散に逃げる人もいれば、逃げないでいた人もいる。あるいは逃げないと決めた人もいる。いろんな中で、それぞれの立場を取りました。ところが、結局そこの中に争いが起きるんですね。逃げる逃げない。食べる食べない食べるものを作らないと、いわゆる分断が起きるわけです。そこが家庭内でも、あるいは親子でも兄弟でも、そういうことが起きています。
 そういう状況の中で、要は何を信じてよいのかちっとも分からなかったわけです。特にあの山下という、私が今一番嫌いな名字なんですけど、この中に山下さんがいたら本当に申し訳ないのですが。山下というのがいまして、これがどこかから来たんです。何か九州の方からだったですかね。100ミリシーベルト。年間ですよ。生涯じゃないですよ。年間100ミリシーベルトでも問題ないということを新聞を通じてやったわけですよ。福島民報という新聞にです。私はこんなものを出すなと福島民報と闘いました。一個人が、地方新聞であれども新聞社と闘うのは結構大変なものですよ。だけど、こんなところでひるんでいられないと闘いました。もしあんなものを出すのならと言って。それまで福島民報と一緒にいろんな活動をしてまいりました。そのおかげで福島民報は去年から今年にかけて随分いろんな賞を取ったみたいですね。何とかプロジェクトという、よく覚えていないですけど。縁を切りましたので。

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