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認知症を知る14 リスクの低い食生活 日本人で初のデータ
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米飯ばかり食べず 何でもバランス良く
右がDP1点数に対して食品群がどのような影響を与えるかの表です。数値がプラスのものは摂取が増えるとDP1点数が上がり、マイナスのものは逆になることを示しています。数値が大きいほど影響も大きくなります。
ただし数値の小さなものはサンプル数の限界で誤差である可能性を否定できないので、論文の中ではプラス0.2以上の野菜、大豆・大豆製品、牛乳・乳製品、海藻とマイナス0.2以下の米飯のみに言及されています。
また、米飯のマイナスが突出して大きいことに関しても「米飯そのものの悪影響というよりは、米飯をたくさん食べると、認知症予防に好ましい食品の摂取が少なくなりバランスが悪いのかもしれない。米飯を控えること自体が認知症に対して何か効果のあることを意味すると受け取るのではなく、多くの食品によるバランスの良い食事が推奨される」と、クギを刺しています。