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認知症を知る3 レビー小体型

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※情報は基本的に「ロハス・メディカル」本誌発行時点のものを掲載しております。特に監修者の肩書などは、変わっている可能性があります。

83-1-1.JPG 認知症の原因疾病をご紹介していく2回目は、患者数が多い割に知名度が低く、見逃されている例も多いと思われるレビー小体型です。
監修/小阪憲司 メディカルケアコートクリニック院長

 馴染みの薄い病名と思いますが、なんと国内に患者が約60万人いると推定されています。早期に発見して適切に医療介入すれば、進行を遅らせ症状を和らげ、介護する人の負担も軽くすることができるのですが、医師ですら病名を思いつけないことが少なくありません。この機会にぜひ覚えてください。

そもそも何?

 そうは言われても、レビー小体って一体何だ? と思った方も多いことでしょう。
 まずレビーは、ドイツの医学者の名前です。彼が1912年、パーキンソン病患者の脳幹神経細胞内に発見した異常な封入体が、レビー小体。なぜ出現するのか原因は分かっていませんが、パーキンソン病患者の脳に必ず見られます。
 このレビー小体が大脳皮質に現れ、認知機能障害が出てくるのが、レビー小体型認知症です。この特集の監修者である小阪医師が1976年に認知症患者の脳に無数のレビー小体を見出し、1984年に「びまん性レビー小体病」(次々項コラム参照)という疾患概念を提唱、その後国際的な討議を経て現在の病名になりました。

*封入体 異常な物質が蓄積した細胞内の構造物のことです

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