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結局、魚は体にいいのか、悪いのか

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※1...脂質の材料で、エネルギー源として大切な成分。ラードやバターなど、肉類の脂肪や乳製品の脂肪に多く含まれている。常温では固体で存在するため体の中でも固まりやすく、しかも中性脂肪やコレステロールを増加させる作用があるため、血中に増えすぎると動脈硬化の原因となる。

※2...脂質の構成成分の一種で、青魚に多く含まれるEPAやDHAが代表例。体の調節物質の原料であり、細胞膜を構成する要素でもある。生理活性の強いオメガ-6脂肪酸と競合することで、免疫や凝血反応、炎症などについて過剰な反応を抑える。いわばオメガ6系統のブレーキ役として働くので、両者のバランスが大事とされる。

※3...亜鉛族元素の一つで、常温で液体である唯一の金属。水銀がメチル化された有機水銀化合物である「メチル水銀」は毒性が強く、国内では禁じられているが海外ではまだ農薬や工場廃液に含まれることがある。脂溶性の物質であり生体内からのメチル水銀の排出は遅いため、生体蓄積の程度は高く生物濃縮を受けやすい典型的な毒物。大きな肉食魚の場合、小魚の100倍ものメチル水銀を保持することになる。

※4...食物として取る脂肪の大部分。主にエネルギー源として使われ、余分なものは肝臓や脂肪組織に蓄えられる。食事による脂肪、炭水化物などカロリー摂取が増えると血清中の中性脂肪値は増加する。また、食事から摂取される以外に肝臓でも合成されている。合成が亢進する状態すなわち肥満症や糖尿病の評価の一つに用いられる。

※5...ポリ塩化ビフェニル化合物の総称であり、その分子に保有する塩素の数やその位置の違いにより理論的に209種類の異性体が存在する。中でも、コプラナーPCBと呼ばれるものは毒性が極めて強く、ダイオキシン類(※6)の一つとされている。化学的には、溶けにくく、沸点が高い、熱で分解しにくい、不燃性、電気絶縁性が高いなど、安定な性質を有する。脂肪に溶けやすいという性質から、慢性的な摂取により体内に徐々に蓄積し、様々な症状を引き起こすことが報告されている。

※6...ポリ塩化ジべンゾジオキシン、ポリ塩化ジベンゾフラン、コプラナーポリ塩化ビフェニルという3種類の物質群の総称で、環境中に広く存在しており、その量は非常に微量ながら強い毒性を持つ。主に物が燃焼するときに生成するほか、過去に使用されていたの農薬の不純物としても生じ、環境中に拡散する。分解されにくい性質をもち、田畑や湖沼、海の底泥等に蓄積していく。人はその約9割を農産物や海産物等を通じて食事から摂取していると言われる。

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