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リン酸化タウ上昇が存在する場合にのみ、アミロイドベータと臨床的認知低下が関連する

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*1 認知正常者・健忘型軽度認知障害者・軽度アルツハイマー病者から成り、縦断的に多種様相・血液・脳脊髄液の定期的画像および臨床評価・神経心理学的評価によって追跡調査を実施する、多センター型博物学試験である。主要目的は、軽度認知障害と軽度アルツハイマー病測定のための様々な評価を用い、治療試験における代理的アウトカム尺度として働く生物標識の感度と特殊性を決定し、臨床試験の時間と費用を削減することにある。幅広い学術研究機関および私企業からの多くの共同研究者の努力による結果であり、対象者は、米国およびカナダの50を超える場所から募集されている。
*2 患者本人と家族に対する半構造化された認知機能に関する6項目の質問によって構成されている。質問項目は記憶、見当識、判断力と問題解決能力、社会適応、家庭状況、介護状況に関するもので、評価は正常の0から、疑い例の0.5、軽度の1、中等度の2、重症度の3までの5段階で行われ、CDR0.5は、最軽度アルツハイマー型認知症(very mild AD)と位置づけられている。
(http://www.dokkyomed.ac.jp/dep-m/neuro/neuro07.html#臨床的認知症尺度(Clinical dementia rating; CDR))
*3 見当識、記憶、言語機能、行為・構成能力についてみるための検査。「単語の再生、口頭言語能力、言語の聴覚的理解、見当識」など11項目より評価する。得点の範囲は0~70点である(正常→重症)。この検査はスクリーニング検査としてだけではなくアルツハイマー病の経過の把握・薬効の評価にも利用されている。
(http://www.dokkyomed.ac.jp/dep-m/neuro/neuro07.html#ADAS(Alzheimer's Disease Assessment Scale)

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