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絵で見て分かる生活習慣病① 生活習慣病とホメオスタシス
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生きるために備蓄する
栄養過剰が問題になるのは、人間の体に栄養を蓄える仕組みが備わっているためです。
体内の様々な細胞は常に、寝ている間さえエネルギーを消費しています。だからと言って、一日中食べ続けるわけにもいきません。そこで摂取した栄養や生み出したエネルギーを、体内に備蓄しておくようになっています。
体の中に入ってきた食物のうち、ブドウ糖・タンパク質・脂質が、生きていくのに欠かせない三大栄養素です。いずれも消化器官で分解され、吸収されて血管やリンパ管に入り込んで体を巡ります。そして細胞の中でエネルギーに転換され消費される傍ら、余剰分は、さらなる変換を経て肝臓や筋肉、そして脂肪細胞に蓄えられます。