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絵で見て分かる生活習慣病⑨ 血管を傷めるもの

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血管を守るもの

 もちろん血管内皮も壊れる一方ではなく、ある程度までは傷を修復する作用が人体に備わっています。

 その作用を助ける筆頭が、脂肪細胞から分泌される善玉生理活性物質の「アディポネクチン」です。図のように動脈硬化を防ぐ様々な作用を及ぼします。ただし、脂肪細胞が肥大する、つまり肥満になると、その分泌は減ってしまいます。
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 また、血管内皮細胞に物理的な負荷がかかると一酸化窒素が作られ、やはり図のように動脈硬化を防止します。ただし活性酸素に酸化されると働きを失い、また血管内皮が傷つくと出なくなります。
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