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クリスマスにフライドポテト、やめたほうがいいかも?
最近は診療報酬改定の話ばかりだったので、今年最後の話題は軽めのクリスマスネタで。
明日はクリスマス・イヴ。ご馳走にフライドポテトが並ぶご家庭も多いのではないでしょうか。
2歳半になる息子はフライドポテトが大好きで、外食する時にも「これ!」と嬉しそうに食べています。以前書いたソーセージも相変わらず大好きですが、フライドポテトもかなり好きです。
ところが、そんなフライドポテトに関して衝撃の記事を発見しました。
「フライドポテトの「残念な事実」が明らかに 早死にリスクが2倍に」
「油で揚げたじゃがいもを週に2回以上食べていた人は、死亡リスクが2倍程度にまで高まっていた」そうで、なんとまあ...と思いました。
ロハス・メディカル論説委員 熊田梨恵
この記事によるとジャガイモが悪いのではなく、「揚げる」という調理法が良くないということのようです。
これについては、既に2年前にロハス・メディカルの連載「食べ物と添加物と健康 第28回 イモの冷蔵保管と高温調理は避けて」(ロハス・メディカル2015年1月号)で書かれています。こちらはジャガイモは高温調理や冷蔵保管は避けた方がいいという話。ジャガイモを120度以上で長時間加熱したり8度以下の低温で保管すると、アクリルアミドという発がん物質が生成されるとのことです。
今回の話は、そこからもう一歩進んで、健康への悪影響や死亡リスクがあるという報告がされたということのようです。
筆者もフライドポテトはそこそこ好きなので、なんとも残念な話だなと思いました。フライドポテトは外食で口にする機会も多いですし。
ただ、健康に悪いからと言って好きなものを「ダメダメ」と言っていても楽しみがなくなってしまうので、たまに食べるお楽しみ程度ならいいかなとは思うのですが。
とりあえず、筆者は今回のクリスマスにフライドポテトはやめておこうかなと思っています。肉じゃがやマッシュポテトなど揚げたり焼いたりしない調理法が連載記事の中で勧められていましたので、ポテトサラダにしようかなと考えています。