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ふるさと納税で主権者への第一歩
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住んでいる自治体もチェック!!
ここまでは、お住まいの自治体以外へ寄付するという視点から語ってきました。でも、お住まいの自治体が一番好き、もっと良くなってほしいという方も多いことでしょう。
そういう方たち、関係ない話と思ってませんか? 関係は大いにあるんですよ。
平成24年度の「ふるさと納税額」は、全国で約650億円でした(控除額は約210億円)。
財政的に豊かな自治体であれば余計なお世話ですし、お金がすべてというわけでもありませんが、地域を良くする財源に充てられるよう「ふるさと納税」を受けられるに越したことはないですよね。
だったら、お住まいの自治体がどういう取り組みをしているか、チェックしないといけません。
お礼の特産品で「釣る」ことを競うのは、消耗するだけで不毛です。そうではなくて、他の自治体に住んでいる人から魅力的と思ってもらえるような、夢へ投資する気分になれる「使途」を掲げて寄付を募っているでしょうか?
各自治体が外部の目を気にして「使途」を競うようになれば、きっと日本はもっと元気に住みやすくなります。魅力的な「使途」を知ったことがきっかけで、本当の「ふるさと」にしようと移住を考える人だって出てくるかもしれません。
まさに「ふるさと納税」は、日本を良い方向へ向かわせる、主権者としての第一歩となり得るものなのです。