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いのちの授業

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既に1カ月も前の話になってしまいますが、聖路加国際病院名誉院長の日野原重明さんが7月18日に105歳の生涯を閉じられました。日野原さんといえば生涯現役医師としてご活躍をされていたほか、小学校での「いのちの授業」でも有名な方でした。いのちは時間そのものである、ということを教えてこられたようです。

「ロハス・メディカル」校閲担当 川口 利

そういえば、「ロハス・メディカル」にも「いのちの授業」についての記事がありました。詳しくは、2016年8月号の「いのちの授業~がんを通して」地道にコツコツ6年目
をご覧ください。

正式にスタートしたのは今から7年前の2011年度でした。こちらの「いのちの授業」は中学生対象で、「がん」という病気を通して「いのちの尊さ」や「生き方について考えてみること」をメッセージとして伝えていくものですので、日野原さんのされていた授業とは当然異なる内容になりますが、最も大きな違いは、講師が複数いるということです。

日野原さん以外にも、単独での「いのちの授業」をされているケースは散見されるようですが、複数講師によるものは他に例を見ないのではないでしょうか。

生徒に伝える内容が偏ったりすることがないように、医師と患者が講師となり、進行役先導のもと授業を実施するというもので、実施校からも高い評価をいただいています。

子どものうちから「いのち」について考える機会を学校教育の中で提供すること、とても大切だと思いませんか。

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