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着色料が子供の発達障害を引き起こす!?その2

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※1...染料あるいは合成着色料の一種で、食品、医薬品、口紅などの化粧品、衣服などの工業製品などの着色料、食品添加物として使用される。もともとはコールタールから得られるベンゼンやナフタレン、フェノール等の化合物を原料としてアゾ染料(酸性染料)が合成されたのが呼び名の由来だが、現在では原油の加工品から生産されている。

※2...原油を常圧蒸留装置によって蒸留分離して得られる製品のうち沸点範囲が約30~180℃程度のもの。粗製ガソリン、直留ガソリンとも呼ばれる。

※3...マーケットバスケット方式とは、スーパー等で売られている食品を購入し、その中に含まれている食品添加物量を分析して測り、その結果に国民栄養調査に基づく食品の喫食量を乗じて摂取量を求めたもの。これまで実施した調査結果では、安全性上問題ないことが確認されているが、仮に安全性上問題となるような結果が明らかとなった場合には、食品添加物の基準を改正するなど必要な措置を講じることとされている。

※4...アゾ染料(※1)を合成する時の原料として使われる物質で、p‐アミノベンゼンスルホン酸の俗称。エチルアルコール,ベンゼン,エーテルにはほとんど溶けないが,水にはよく溶ける。

※5...ステロイド(副腎皮質ホルモン)によらない抗炎症薬。ステロイド性抗炎症薬は炎症を抑える力は強いが副作用も強いため、抗炎症作用や鎮痛作用は小さいが、副作用も少ないとして利用される(NSAIDs;Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drug)。炎症部位で放出される代表的な物質の一つであるプロスタグランジンには体の熱を上げたり、痛みを増大させたりする作用があり、その産生を阻害することで解熱作用や鎮痛作用を得る。

※6...小麦・大麦・ライ麦などに含まれるタンパク質の一種であるグルテンに対する免疫反応が引き金になって起こる自己免疫疾患。どんなに沢山食べても栄養吸収に問題があるため栄養不足に陥り、病気の治療にはグルテン除去食が必要。

※7...主として口腔から肛門までの全消化管、主に小腸や大腸などの腸管壁に、炎症や潰瘍などができる原因不明の慢性の炎症性疾患。また、消化管だけでなく全身にさまざまな合併症も見られる。症状が落ち着いた状態と、再発・再燃を繰り返し、長い経過のなかで徐々に病気が進行する。免疫や炎症を抑えるために薬剤を投与する、内科的な治療ではコントロールできないひどい病変や狭窄部位を手術により切除する、食事制限などで一時的に腸管を休ませる、などの治療が講じられるが、現在のところ病気を完治させる治療法はない。厚生労働省より特定疾患に指定されている。

※8...ガラクトースとブドウ糖(グルコース)が結合して母乳や牛乳などに含まれる乳糖の分解酵素が生まれつき欠損したり、少量しか産生されないために、酵素活性が低く、小腸での乳糖の分解がうまくいかずに不消化の状態で腸内に残ってしまうもの。分解されなかった乳糖は大腸で腸内細菌によって発酵し、脂肪酸や炭酸ガス、水になるが、発生した炭酸ガスや脂肪酸は腸を刺激して動きを過剰にしたり、不消化の食べかすで大腸内の浸透圧が高くなり腸管の粘膜を通して体の水分が腸管のなかに移動するため、下痢を引き起こす。

※9...血液と脳(脊髄を含む中枢神経系)の組織液との間の物質交換を制限する機構である。いわば血液と脳の間の関所で、血液中の物質を簡単には脳に通さないしくみ。本態は、まだよく分かっておらず、分子量の小さい物質のほうが、血液脳関門を通りやすいように思われるが、必ずしもそうでない。

※10...血漿の約7%を占めるタンパク質のことである。血漿タンパク質はアルブミン、グロブリン、フィブリノゲンの3種類に大別される。

※11...血漿タンパクのうち約60%を占め、100種類以上あるといわれる血漿タンパクの中で最も量が多いタンパク質。

※12...血漿中に含まれ、他のタンパク質を包みこむタンパク質の総称。なかでもγグロブリンとよばれるグループは、免疫グロブリン(IgG、IgA、IgM、IgD、IgEの5種類)とも呼ばれ、リンパ球によって産生される抗体である。免疫グロブリン量を調べることで、さまざまな腎臓病について調べることができる。IgA腎症の患者の約半数にはIgA免疫グロブリンの増加が見られ、ネフローゼ症候群の患者には免疫グロブリンは減少することがわかっている。また膠原病の場合は、免疫グロブリン量が異常に多いことがある。

※13...リン酸化合物を分解する酵素のことで、肝臓や骨、小腸などに含まれ、特に肝臓や胆道に障害があると、血液中に増加する。肝・胆道疾患の指標とされている。

※14...ヒトや肉食動物の体内で、主にタンパク質が代謝された時に生じる有害なアンモニアを無毒化した際に生じる物質。尿に含まれて排出されるのでこの名があるが、尿中だけではなく動物の血液や体液、特に軟骨魚類の筋肉に大量(1~2%)に含まれている。

※15...筋肉運動のエネルギーとして代謝される「クレアチン」の代謝後に残る老廃物。クレアチンは主に無酸素運動など負荷の高い運動の際に主として消費されるアミノ酸で、体内で生成されるが、ごく微量であり、短時間の無酸素運動で直ぐに枯渇してしまう。クレアチンが代謝された後のクレアチニン老廃物は腎臓によってろ過され、尿とともに体外へ排出されるが、何らかの原因で腎機能に異常をきたしていると、クレアチニンの排泄が正常に行われずに体内に蓄積し、血中内のクレアチニン濃度が上昇することがある。

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