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認知正常者でもアミロイド沈着は起こっている
*1 認知正常者・健忘型軽度認知障害者・軽度アルツハイマー病者から成り、縦断的に多種様相・血液・脳脊髄液の定期的画像および臨床評価・神経心理学的評価によって追跡調査を実施する、多センター型博物学試験である。主要目的は、軽度認知障害と軽度アルツハイマー病測定のための様々な評価を用い、治療試験における代理的アウトカム尺度として働く生物標識の感度と特殊性を決定し、臨床試験の時間と費用を削減することにある。幅広い学術研究機関および私企業からの多くの共同研究者の努力による結果であり、対象者は、米国およびカナダの50を超える場所から募集されている。
*2 脳内に蓄積するアミロイド(Aβ)の空間的分布や蓄積量を陽電子断層撮像装置(PET)により可視化(イメージング)することを目的として、米国ビッツバーク大学においてデザイン、開発された化合物。
(http://www.nirs.go.jp/research/division/mic/db/data/pdf/A0072.pdf#search='%281%29+%E8%B5%B7%E6%BA%90%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E6%A7%8B%E9%80%A0%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%97%E3%81%A6')
*3 認知症の有無を評価する観察法の代表的なもので、0は正常、0.5は疑い、1は軽度、2は中等度、3は高度となる。
(http://www.treatneuro.com/wp-content/uploads/cdr.pdf#search='Clinical+Dementia+Rating%EF%BC%88CDR%EF%BC%89')
*4 PETやSPECTは分解能が無限に良くは無いため、画像は実際の分布をぼかしたようになり、放射能集積部位が小さいときは値が周囲に「漏れ出して」低く測定され、値が周囲よりも低い所は周囲から「漏れ込んで」高く測定されます。これを部分容積効果(partial volume effect)といい、分解能がわるいほど顕著です。
(http://www.asca-co.com/nuclear/2009/08/post-20.html)
*5 SUV(standardized uptake value)は、PETやSPECTにて放射性薬剤の腫瘍や臓器への集積の強さを表すための簡易的な指標で、
SUV=画像で測定した腫瘍や臓器の放射能濃度÷(放射能投与量÷体重)
です。ただし、放射能は時間とともに減衰するので、投与時刻に合わせて減衰補正して計算します。この式が意味するところは、もし尿などへの放射性薬剤の排泄が無く、全身いたるところ均一に分布しているならば(そして人体の比重を1とすれば)、全身いたるところSUV=1となります。SUVとは、このような均一な分布を想定した場合と比べて、腫瘍や臓器の放射能濃度が何倍高いかを表すわけです。
(http://www.asca-co.com/nuclear/2009/08/post-20.html)
*6 小さい標本(N<2000)の正規性を検定するノンパラメトリックな適合度検定
*7 一元配置の分散分析の各グループのペアごとに多重比較を実行、「二変量の関係:一元配置」
*8 コントロール群の多重比較検定、「二変量の関係:一元配置」
*9 2元分割表、「二変量の関係:カテゴリカル」
(*6~9 http://www.jmp.com/japan/support/abcguide/index.shtml)