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体内時計乱れて太る 魚で正常に戻るかも
※情報は基本的に「ロハス・メディカル」本誌発行時点のものを掲載しております。特に監修者の肩書などは、変わっている可能性があります。
※1......脳の奥深いところに位置し、自律機能(交感神経・副交感神経、内分泌機能)を総合的に調節する中枢。食べる、飲む、性行動、睡眠などの本能行動の中枢でもあり、怒りや不安などの情動行動の中枢でもある。
※2......概日リズム(体内時計)を司る遺伝子群。
※3......夜遅い食事が習慣化することでレプチン(※5)の作用が低下し、これに伴って血糖値や中性脂肪の値が上昇しやすく太りやすくなること。
※4......脂肪細胞が分泌するホルモンで、食欲の抑制やエネルギー代謝の亢進などに働く。その作用が低下すると、血糖値や中性脂肪の値が上昇しやすくなる。
※5......オメガ-6系の多価不飽和脂肪酸で、主に肉、卵、魚、母乳などに含まれている。体内で合成できない必須脂肪酸であり、欧米など諸外国では乳児用調製乳にも添加されている。摂り過ぎはアレルギーや動脈硬化を引き起こすとも言われる。
※6......DHAと並び、オメガ-3系(生理活性の強いオメガ-6脂肪酸と競合することで、免疫や凝血反応、炎症などについて過剰な反応を抑える。オメガ6系統のブレーキ役として働く)の多価不飽和脂肪酸の一つ。血小板凝集抑制作用があることが知られ、ニシン、サバ、サケ、イワシ等の魚油に多く含まれる。なお脳内に移行したEPAは、速やかに最終的にDHAに変換される。
※7......オメガ-3系の多価不飽和脂肪酸の一つで、EPA同様、魚油に多く含まれる。脳内に最も豊富に存在する。血中の中性脂肪を減少させ、心臓病の危険を低減する。