このサイトは、自らの知恵と行動で、医療や介護のお世話になることを最小限にして、楽しく健やかに生きたいという方々のため、科学的根拠のある役立つ情報をお知らせしていく場です。 多くの志高い医師の関与により2005年に創刊され、全国の大きな医療機関に配置され続けている小冊子『ロハス・メディカル』の発行元(株)ロハスメディアが、その経験と人的ネットワークを生かし、『ロハス・メディカル』の信用も賭けて情報を厳選してお届けします。

株式会社ロハスメディア 私たちの信条

新着情報

このサイトを購読する Atom RSS2.0

 運動が健康に良い、ということは皆さん周知の事実かと思います。

 日本人の死因の第2位である心疾患についても同様であり、国立がん研究センターの井上真奈美氏の研究においても、普段の身体活動量が多い人ほど心疾患による死亡リスクが低くなるということが示されています。

Inoue M, Iso H, Yamamoto S, Kurahashi N, Iwasaki M, Sasazuki S, Tsugane S; Japan Public Health Center-Based Prospective Study Group. Daily total physical activity level and premature death in men and women: results from a large-scale population-based cohort study in Japan (JPHC study). Ann Epidemiol. 2008; 18(7): 522-30.

 しかし、漠然と運動が良いと言っても、具体的にどのような種類の運動をどのくらいの時間行うのが良いか、という点についてはまだまだ十分な研究がなされていません。

 そんな中、2015年9月に発表されたスウェーデンのカロリンスカ研究所のIffat Rahman博士らの研究チームの論文によって、心不全と運動の新たな関係性が明らかとなりました。一体どのような運動が心不全のリスクを軽減してくれるのでしょうか。Rahman博士の研究論文を参考に、皆さんの運動方法についても今一度考えてみましょう。

松井拓也

灼熱の中で感じた 「インド人」だけの面白さ

医学生ぱこの 世界一周大冒険 4

箱山昂汰 はこやま・こうた●北海道大学医学部医学科4年生。2月に休学して、妊婦エプロンと一緒に世界一周放浪中。

記事を読む

認知症の人とも心は通じます

~介護ヘルパー歴20年 川久保佳津江さん

ハート・リング通信 21

早田雅美 ハート・リング運動 事務局長

記事を読む

睡眠のリテラシー55

高橋正也 独立行政法人労働安全衛生研究所作業条件適応研究グループ上席研究員

認知症の早期発見 薬剤師にできること

薬局の上手な使い方 49

土居由有子 どい・ゆうこ●(株)アインファーマシーズ上席執行役員。1978年、北海道医療大学約学部卒業。病院勤務後、93年、アインファーマシーズ入社、薬剤師研修担当、2013年より現職。神戸薬科大学非常勤講師、北海道大学非常勤講師として、「薬剤師教育指導論」や「リスクマネジメント」を教えている。MBA取得後、経営学博士課程に進学。

記事を読む

心の病は 食で癒せる?

食べ物と添加物と健康 36

大西睦子 おおにし・むつこ●医学博士。東京女子医科大学卒業。国立がんセンター、東京大学を経て2007年4月からボストンにて基礎研究に従事。

記事を読む

食品の健康機能表示 国は責任を取らない

それって本当? 5

ロハス・メディカル専任編集委員 堀米香奈子(米ミシガン大学大学院環境学修士)

記事を読む

心臓に酸素運ぶ冠動脈 その動脈硬化を防ごう

新・大人が受けたい今どきの保健理科 5

吉田のりまき 薬剤師。科学の本の読み聞かせの会「ほんとほんと」主宰

記事を読む

梅村聡が斬る 第24回

マイナンバーと
医療情報は切り離すべき 

マイナンバー制度が始まります。制度自体の必要性は理解できますが、医療・介護情報も同じ番号(マイなバー)で管理することには反対です。デメリットが大きすぎるからです。

梅村聡 うめむら・さとし●内科医。前参議院議員、元厚生労働大臣政務官。1975年、大阪府堺市生まれ。2001年、大阪大学医学部卒業。

記事を読む

衰えは口から? オーラル・フレイル

寝たきりを遠ざける運動と栄養 11

寝たきりにつながるサルコペニアやフレイル。口の些細な衰えに注目すると、早く気づいて健康な状態へと戻れるかもしれません。

記事を読む

口から食べる 根源的に大事

健康にとって栄養摂取が大事ということは、もはや常識と言って構わないでしょう。しかし、何を食べるかと並んで、どの程度咀嚼するかも大きく影響するということは、意外と知られていないかもしれません。

記事を読む

 皆さんは、現在の日本人の死因のランキングをご存じでしょうか。

 第1位の「悪性新生物」、第2位の「心疾患」に次いで3番目に多い死因が「肺炎」です。肺炎による死亡は高齢者を中心に近年急増しており、平成23年に「脳血管障害」を追い抜き、死因の第3位となりました。

 これを受けて厚生労働省は平成26年10月より65歳以上の高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンの定期接種を始めています。このように国を挙げて取り組んでいる肺炎対策ですが、実は口腔ケアを徹底することにも、肺炎の予防効果はあることが示されています。

松井拓也

SNSのやり過ぎは摂食障害リスク

Facebook(フェイスブック)に代表されるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の利用の急速な広がりが、意外なところにも影響を及ぼしています。女性たちの、自身の体に対する不満を助長し、摂食障害のリスクを高めていている可能性があるのです。オーストラリアの研究者たちが、女子大生を対象にFacebookの利用と自らのボディイメージとの関係を調査し、2015年1月に報告しました。今回はこの論文をきっかけに、ボディイメージに関する問題を考えてみたいと思います。

大西睦子の健康論文ピックアップ113

大西睦子 内科医師、ボストン在住。医学博士。東京女子医科大学卒業。国立がんセンター、東京大学を経て2007年4月から7年間、ハーバード大学リサーチフェローとして研究に従事。著書に「カロリーゼロにだまされるな――本当は怖い人工甘味料の裏側 」(ダイヤモンド社)。

大西睦子医師に、食やダイエットなど身近な健康をテーマにした最新学術論文を分かりやすく解説してもらいます。論文翻訳のサポートと編集は、ロハス・メディカル専任編集委員の堀米香奈子が担当します。

日本は比較的裕福で、経済格差が小さい国だと思っていませんか? ところが、2012年にユニセフが公表した報告書によると、日本の子どもの7人に1人(14.9%)が、貧困状態にあるのだそうです。この数値は他の先進国であるドイツやフランス(8.5%~8.8%)に比べても、圧倒的に高い数値であり、先進31カ国の中でも10番目でした。今後は、それぞれの家庭の経済格差がもたらす影響についても、考えていく必要がありそうです。米国では既に様々な角度からの分析が始まっています。

元看護師ライター 葛西みゆき

誤解だらけの認知症

ハート・リング通信 20

早田雅美 ハート・リング運動 事務局長

記事を読む

コンビニ受診大歓迎 第50回

久住英二 くすみ・えいじ●1999年、新潟大学医学部卒業。虎の門病院に勤務した後、東大医科研先端医療社会コミュニケーションシステム部門に所属、2008年6月、立川駅の駅ビル「エキュート立川」で開業。内閣府の規制・制度改革仕分け人でもあった。

記事を読む

後発品への切り替え 薬剤師の腕の見せ所

薬局の上手な使い方 48

土居由有子 どい・ゆうこ●(株)アインファーマシーズ上席執行役員。1978年、北海道医療大学約学部卒業。病院勤務後、93年、アインファーマシーズ入社、薬剤師研修担当、2013年より現職。神戸薬科大学非常勤講師、北海道大学非常勤講師として、「薬剤師教育指導論」や「リスクマネジメント」を教えている。MBA取得後、経営学博士課程に進学。

記事を読む

魚を食べる菜食者は 大腸がんリスク低い

食べ物と添加物と健康 35

大西睦子 おおにし・むつこ●医学博士。東京女子医科大学卒業。国立がんセンター、東京大学を経て2007年4月からボストンにて基礎研究に従事。

記事を読む

内側から見た米国医療 29

反田篤志 そりた・あつし●医師。07年、東京大学医学部卒業。沖縄県立中部病院での初期研修を終え、09年7月から米国ニューヨークの病院で内科研修。12年7月からメイヨークリニック勤務。

記事を読む

カンボジアだけで 妊婦体験100人をめざす!

医学生ぱこの 世界一周大冒険 3

箱山昂汰 はこやま・こうた●北海道大学医学部医学科4年生。2月に休学して、妊婦エプロンと一緒に世界一周放浪中。

記事を読む

<前の20件  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  
サイト内検索