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カテゴリー「予防:早期発見」の記事一覧

たとえ病気になってしまっても、早期であれば、回復して再び楽しく健やかに生きることは不可能でありません。
そのための知恵をご紹介していきます。
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 前回と同じホノルル・アジア加齢研究において、中年期での血圧構成4要素(収縮期血圧・拡張期血圧・脈圧・平均動脈圧)と晩年期での認知症リスクを調べたところ、最大の予測因子は収縮期血圧であり、脈圧は収縮期血圧以上にリスク情報を提供することはないとの結論が出ました。

Midlife Pulse Pressure and Incidence of Dementia
The Honolulu-Asia Aging Study
Michael H. Freitag, MD, MPH; Rita Peila, PhD, MS; Kamal Masaki, MD; Helen Petrovitch, MD; G. Webster Ross, MD; Lon R. White, MD, MPH; Lenore J. Launer, PhD, MSc
Stroke. 2006; 37: 33-37 Published online before print December 8, 2005, doi: 10.1161/01.STR.0000196941.58869.2d

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

HbA1cと認知症の関係

 英国で、糖尿病の診断に用いられるHbA1c値と死亡率や認知機能などとの関連を調べたところ、自己申告による糖尿病歴はないもののHbA1c値が糖尿病診断基準となる7%以上の場合、かなり有意に認知症リスクが高まることが分かりました。論文全体から、HbA1c値と死亡率・認知症に関連する部分をお伝えします。

An investigation of the population impact of variation in HbA1c levels in older people in England and Wales: From a population based multi-centre longitudinal study
Lu Gao1*, Fiona E Matthews1, Lincoln A Sargeant2, Carol Brayne2 and MRC CFAS3
BMC Public Health 2008, 8:54 doi:10.1186/1471-2458-8-54

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

 隠れ脳梗塞の存在がその後の認知機能にどのような影響を与えるのか調査したところ、ベースライン時に隠れ脳梗塞があったかどうかにかかわらず、新たに隠れ脳梗塞が見つかった場合には、有意に認知機能が低下することが分かりました。

Silent Brain Infarcts and the Risk of Dementia and Cognitive Decline
Sarah E. Vermeer, M.D., Ph.D., Niels D. Prins, M.D., Tom den Heijer, M.D., Albert Hofman, M.D., Ph.D., Peter J. Koudstaal, M.D., Ph.D., and Monique M.B. Breteler, M.D., Ph.D.
N Engl J Med 2003; 348:1215-1222March 27, 2003DOI: 10.1056/NEJMoa022066

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

ヨーロッパで、降圧剤治療による認知症予防効果測定を実施したところ、1,000人の高血圧患者を5年間治療すれば20件の認知症予防につながるという結果が出ました。

The Prevention of Dementia With Antihypertensive Treatment 
New Evidence From the Systolic Hypertension in Europe (Syst-Eur) Study
Françoise Forette, MD; Marie-Laure Seux, MD; Jan A. Staessen, MD, PhD; Lutgarde Thijs, MSc; Marija-Ruta Babarskiene, MD; Speranta Babeanu, MD; Alfredo Bossini, MD; Robert Fagard, MD; Blas Gil-Extremera, MD; Tovio Laks, MD; Zhanna Kobalava, MD; Cinzia Sarti, MD; Jaakko Tuomilehto, MD; Hannu Vanhanen, MD; John Webster, MD; Yair Yodfat, MD; Willem H. Birkenhäger, MD;
Arch Intern Med. 2002;162(18):2046-2052. doi:10.1001/archinte.162.18.2046.

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

 米国で、糖尿病を有すること、およびアポリポ蛋白E4対立遺伝子を有することと、認知症発症リスクとの関連を調べたところ、両方を有することはアルツハイマー病および混合型アルツハイマー病発症リスクを高めることが分かりました。

Enhanced Risk for Alzheimer Disease in Persons With Type 2 Diabetes and APOE ε4The Cardiovascular Health Study Cognition Study
Fumiko Irie, MD, PhD, MPH; Annette L. Fitzpatrick, PhD; Oscar L. Lopez, MD; Lewis H. Kuller, MD, DrPH; Rita Peila, PhD; Anne B. Newman, MD, MPH; Lenore J. Launer, PhD
Arch Neurol. 2008;65(1):89-93. doi:10.1001/archneurol.2007.29.

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

 フィンランドで地域住民対象に、血圧およびコレステロール値と認知症リスクとの関連を調査したところ、中年期において収縮期血圧が高くコレステロール値も高いと、晩年期にアルツハイマー病発症リスクが高くなることが分かりました。

Midlife vascular risk factors and Alzheimer's disease in later life: longitudinal, population based study
Miia Kivipelto, Eeva-Liisa Helkala, Mikko P Laakso, Tuomo Hänninend, Merja Hallikainen, Kari Alhainen, Hilkka Soininen, Jaakko Tuomilehto, Aulikki Nissinen
BMJ 2001; 322 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.322.7300.1447 (Published 16 June 2001)

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

 米国において、地域在住高齢者を対象に、メタボリックシンドロームと認知力低下との関連を調べたところ、メタボリックシンドロームであり炎症マーカー値が高いことが、認知力低下リスクを高めることが分かりました。

The Metabolic Syndrome, Inflammation, and Risk of Cognitive Decline
Kristine Yaffe, MD; Alka Kanaya, MD; Karla Lindquist, MS; Eleanor M. Simonsick, PhD; Tamara Harris, MD; Ronald I. Shorr, MD; Frances A. Tylavsky, PhD; Anne B. Newman, MD, MPH
JAMA. 2004;292(18):2237-2242. doi:10.1001/jama.292.18.2237.

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

 おなじみのFramingham Heart Studyコホートにおいて、グルコース恒常性マーカーと炎症マーカーが認知症の危険因子になるかどうかを調べたところ、女性においては、アディポネクチン濃度が高いことがアルツハイマー病を含む認知症リスクを高めることが分かりました。

Biomarkers for Insulin Resistance and Inflammation and the Risk for All-Cause Dementia and Alzheimer Disease Results From the Framingham Heart Study Thomas M. van Himbergen, PhD, Alexa S. Beiser, PhD, Masumi Ai, MD, Sudha Seshadri, MD, Seiko Otokozawa, MT, Rhoda Au, PhD, Nuntakorn Thongtang, MD, Philip A. Wolf, MD, and Ernst J. Schaefer, MD Arch Neurol. 2012 May; 69(5): 594-600. doi: 10.1001/archneurol.2011.670


川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

 内臓脂肪から分泌される生理活性物質の中の、レジスチンとアディポネクチンについて、心不全との関連を調べたところ、血中のレジスチン濃度が高いことは心不全リスクを高めることが分かりました。

Resistin, Adiponectin and Risk of Heart Failure: the Framingham Offspring Study
David S. Frankel, MD, Ramachandran S. Vasan, MD, Ralph B. D'Agostino, Sr., PhD, Emelia J. Benjamin, MD, ScM, Daniel Levy, MD, Thomas J. Wang, MD, and James B. Meigs, MD, MPH
J Am Coll Cardiol. 2009 Mar 3;53(9):754-62. doi: 10.1016/j.jacc.2008.07.073. Epub 2008 Dec 26
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川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

 Framingham Offspring Studyで心臓の左室駆出率と脳容積および認知検査との関連を調査したところ、駆出率が低過ぎても高過ぎても認知機能に影響を与えるのかもしれないことが示唆されました。

Relation of Left Ventricular Ejection Fraction to Cognitive Aging (From the Framingham Heart Study)
Angela L. Jefferson, PhD, Jayandra J. Himali, MS, Rhoda Au, PhD, Sudha Seshadri, MD, Charles DeCarli, MD, Christopher J. O'Donnell, MD, MPH, Philip A. Wolf, MD, Warren J. Manning, MD, Alexa S. Beiser, PhD, and Emelia J. Benjamin, MD, ScM
Am J Cardiol. 2011 November 1; 108(9): 1346-1351.
Published online 2011 August 30. doi: 10.1016/j.amjcard.2011.06.056

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。
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