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カテゴリー「予防:生活習慣」の記事一覧

楽しく健やかに生きるため、病気のリスクを下げるための、衣食住の知恵をご紹介していきます。

睡眠のリテラシー22

高橋正也 独立行政法人労働安全衛生研究所作業条件適応研究グループ上席研究員

 4年に1度のスポーツの祭典、今回の夏のオリンピック大会はロンドンで開かれました。時差があるため、早起きして試合を生放送で見た方も多かったのではないでしょうか。サッカー、水泳、バレーボールなど、いくつもの種目で感動を与えていただきました。わが国が獲得したメダルの数は史上最多であったことから、レベルが着実に上がっているのもうれしいことです。

 以前から当コーナーで取り上げている人工甘味料の問題。健康に対する新たな疑惑が米国で論文発表され、議論が巻き起こっています。論文著者の所属医療機関が謝罪発表をするという異例の事態にまで発展しているようです。

大西睦子の健康論文ピックアップ15

大西睦子 ハーバード大学リサーチフェロー。医学博士。東京女子医科大学卒業。国立がんセンター、東京大学を経て2007年4月からボストンにて研究に従事。

ハーバード大学リサーチフェローの大西睦子医師に、食やダイエットなど身近な健康をテーマにした最新学術論文を分かりやすく解説してもらいます。論文翻訳のサポートとリード部の執筆は、ロハス・メディカル専任編集委員の堀米香奈子が担当します。

トマトは脳卒中リスクを下げる

 フィンランドのKoupioという都市や近隣住民を対象としたコホート研究において、トマトに含まれるリコピンが脳卒中リスク低下と関連あることが分かりました。

Serum lycopene decreases the risk of stroke in men A population-based follow-up study
Jouni Karppi, PhD, Jari A. Laukkanen, MD, PhD, Juhani Sivenius, MD, PhD, Kimmo Ronkainen, MSc and Sudhir Kurl, MD
doi: 10.1212/WNL.0b013e31826e26a6 Neurology October 9, 2012 vol. 79 no. 15 1540-1547

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

早産児は健康に気をつけて

 スウェーデン人を対象として、出生時の妊娠期間と出生後の死亡率との関係を調べたところ、早産児は幼児期(1~5歳)だけでなく青年期(18~36歳)にも死亡率が上がると分かりました。

Gestational Age at Birth and Mortality in Young Adulthood
Casey Crump, MD, PhD, Kristina Sundquist, MD, PhD, Jan Sundquist, MD, PhD, Marilyn A. Winkleby, PhD
JAMA. 2011;306(11):1233-1240. doi:10.1001/jama.2011.1331.

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

肥満は心房細動リスクを高める

BMIの増加と心房細動発症リスクとの関連を調査したところ、特に肥満の人は正常体重の人の1.5倍リスクが高いと分かりました。

Obesity and the Risk of New-Onset Atrial Fibrillation
Thomas J. Wang, MD, Helen Parise, ScD, Daniel Levy, MD, Ralph B. D'Agostino, PhD, Philip A. Wolf, MD, Ramachandran S. Vasan, MD, Emelia J. Benjamin, MD, ScM
JAMA. 2004;292(20):2471-2477. doi:10.1001/jama.292.20.2471
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川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

天然甘味料も特性は様々

大西睦子

ハーバード大学リサーチフェロー
医学博士。東京女子医科大学卒業。国立がんセンター、東京大学を経て2007年4月からボストンに。

「マルチビタミン」あるいは「サプリメント」という言葉、今ではかなり耳慣れたものになっていますよね。でも実際には、多くの人が「なんとなく体にいいかも」という程度の認識ではないでしょうか。今回、がん予防効果が科学的に示されたようです。(それにしても"少し"というタイトル、とても正直ですね)

大西睦子の健康論文ピックアップ14

大西睦子 ハーバード大学リサーチフェロー。医学博士。東京女子医科大学卒業。国立がんセンター、東京大学を経て2007年4月からボストンにて研究に従事。

ハーバード大学リサーチフェローの大西睦子医師に、食やダイエットなど身近な健康をテーマにした最新学術論文を分かりやすく解説してもらいます。論文翻訳のサポートとリード部の執筆は、ロハス・メディカル専任編集委員の堀米香奈子が担当します。

 自分で自宅でトレーニングするためのDVDブックです。著者は、その世界では有名な石井直方・東京大学大学院教授。簡単で分かりやすく、恐らく効果も高いと思われます。

 普通に歩いた時の速度が、高齢者では5年生存可能性や10年生存可能性と関連あることが分かりました。秒速0.1メートル速いだけでも大きな意味があるようです。

Gait Speed and Survival in Older Adults
Stephanie Studenski, MD, MPH, Subashan Perera, PhD, Kushang Patel, PhD, Caterina Rosano, MD, PhD, Kimberly Faulkner, PhD, Marco Inzitari, MD, PhD, Jennifer Brach, PhD, Julie Chandler, PhD, Peggy Cawthon, PhD, Elizabeth Barrett Connor, MD, Michael Nevitt, PhD, Marjolein Visser, PhD, Stephen Kritchevsky, PhD, Stefania Badinelli, MD, Tamara Harris, MD, Anne B. Newman, MD, Jane Cauley, PhD, Luigi Ferrucci, MD, PhD, Jack Guralnik, MD, PhD
JAMA. 2011;305(1):50-58. doi:10.1001/jama.2010.1923.
 

川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。

 米国で女性対象に運動量と体重増の関係を調査したところ、既に体重超過となっている場合、運動をするだけでは体重増の予防効果はないという結果が出ました。食事制限も併せて行う必要があるようです。

Physical Activity and Weight Gain Prevention
I-Min Lee, MBBS, ScD, Luc Djoussé, MD, DSc, Howard D. Sesso, ScD, Lu Wang, MD, PhD, Julie E. Buring, ScD
JAMA. 2010;303(12):1173-1179. doi:10.1001/jama.2010.312


川口利の論文抄訳

発行人の実兄。上智大学文学部卒。千葉県立高校の英語教師在任中に半年間の英国留学を経験。早期退職後に青年海外協力隊員となって、ホンジュラスで勤務、同じく調整員としてパナマで勤務。
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