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人工甘味料で甘み中毒になって太る!?

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※1・・・non-nutritive sweetener (NNS)。食品に存在しない甘み成分を人工的に合成した合成甘味料(サッカリン等)と、天然にも存在する甘味料を人工合成したもの(ステビア等)がある。

※2・・・ヒトや動物の脳において、欲求が満たされた時、あるいは満たされると判断した時に活性化し、「快い」という感覚を与える神経系

※3・・・非栄養甘味料に対置する栄養甘味料(nutritive sweetener, NS)の代表例。

※4・・・MRI装置を利用して脳の血流量の変化を測定する技術。脳の特定部分の血流を解析して活性化を捉え、欲望や不安などの感情や、選択や動作との関連を研究するのに使われる。

※5・・中脳の一部で、脳内報酬系をつかさどる、つまり、「快い」という感覚を生むような活動によって活性化される部位。覚醒剤等はこの領域に直接的に作用することからも、嗜癖行動のメカニズムに関っていると考えられている。

※6・・・脳と体の間の信号を伝達する物質(神経伝達物質)の中でも、ドーパミンにのみ反応する神経細胞が集まっている。ドーパミンは快楽や意欲に関わるホルモンの一種。

※7・・・脳の中で、主に悲しみや怒りなどネガティブな情動活動をつかさどっているとされる部位。

※8・・・脳の前頭葉の一部で、意思決定などの認知処理に関わっているとされている部位。眼の上に位置するのでこの名前がつけられた。脳機能イメージング研究では、報酬価値、予測された報酬価値、さらには食べ物等に対する主観的な喜びの度合いまで、その活性度合いによって示された。

※9・・・大脳の一番底の部分に左右1つずつあり、神経系の分岐点や中継点となっている神経細胞群。学習と記憶、特にフィードバック処理に強く関わっていることが分かっている。

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