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極端なダイエット願望が自殺につながる危険

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※1・・・身体に実際には特段の疾患や障害がないにもかかわらず、自分の身体状態に対して過度に悲観的に悩み、心配や思い込みを抱え続けた結果、身体や精神、そして日常生活に支障を来たしてしまう精神疾患。
※2・・・つめで皮膚をむく行為。止めたほうがいいと分かっていても、本人も止められない。
※3・・・不快感・不安感を生じさせる特定の考えが何度も頭に浮かび、それを打ち消したり、振り払う行為を繰り返すもので、本人もそれをばかげたものと思っているのになかなか止められない精神疾患。
※4・・・不慣れな場・人の前での発言やスピーチ等に通常見られる以上の不安や緊張、過剰なストレスを感じ、様々な身体症状(頭が真っ白になり何も答えられない、声が震える・出ない、手足の震え、めまい、動悸、口が渇く、赤面、発汗、吐き気)を訴え、それを避けたり知られたくないあまり、人との接触や人前での活動を避けて日常生活に支障を及ぼす精神疾患。自殺を考えたことがある人の割合はうつ病の人より多いとも言われる。(以前は、「社会不安障害」と呼ばれていた)
※5・・・体重・体形が自己評価に大きく関与し、体重に対する過度のこだわりがあるために、正常な食行動が取れなくなった状態。食べることを拒絶したり受け付けなくなったりする「拒食症」(病的なやせ)と、同じ理由からドカ食いの後に不適切な排出行為によって低体重を維持する「過食症」に主に分かれる。
※6・・・幻覚や妄想のために人々と交流しながら家庭や社会で生活を営むのに支障が出て、「感覚・思考・行動が病気のために歪んでいる」という事実をきちんと把握し認めることが出来ない精神疾患。慢性しつつ、幻覚や妄想が強くなる急性症状が現れる。
※7・・・強いストレスなどから自分の置かれた状況等の認知に歪みが生じ、不安感抑うつ感に襲われた時に、現実的でしなやかな考え方をして、頭に浮かんだ考えがどの程度現実と食い違っているかを検証し、思考のバランスをとっていくことで気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種。
※8・・・Body Mass Index。身長からみた体重の割合を示す体格指数で、「体重(kg)÷身長(m)の2乗」で求められる。ただ、WHOでは25以上を「overweight」、30以上を「obese(肥満)」としているのに対し、日本肥満学会ではBMI=22の場合を標準体重としており、25以上を肥満、18.5未満を低体重(やせ)としている。
※9・・・骨の量が減ってスカスカになり、弱くなって骨折しやすくなる病気。日本では約1,000万人の患者がいると言われ、閉経後の女性に多く見られるほか、高齢化の進展で増える傾向にある。ちょっとしたことで骨折しやすくなり、痛みのために行動の制限が増えることで社会的に問題になっている(高齢者の寝たきりの原因の20%が骨折とされる)。若者でも、食生活の偏りや運動不足から患者が増えつつある。

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