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牛乳とがん

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※1・・・インスリン様成長因子はインスリン非常によく似た構造の物質。主に肝臓で成長ホルモンによる刺激の結果として分泌される。インスリンと同じような効果のほか、細胞DNA合成を調節し、細胞分裂を誘発したり、細胞死に関わったりする。

※2・・・牛が乳を分泌するときに出す成長ホルモンから分離した遺伝子を大腸菌に注入し、培養して人工的に製造した牛成長ホルモン。牛に投与する代謝が急激に高まり乳腺細胞も活性化し、毎日出す乳の量が約15~25%増加、乳を出す期間も平均30日ほど長くなるという。米国では20~30%の牛に使われているとも言われる。

※3・・・生理活性物質とは、わずかな量で生き物の生命活動や行動に何らかの特有な作用を及ぼし、身体の働きを調節する物質の総称。その1つがホルモンで、特定の器官の働きを調節するために別の器官で合成・分泌され、血液に乗って体内を循環し、その標的器官で効果を発揮するもの。

※4・・・血液を容器にとって放置した時、細胞成分と凝固成分が分かれてできる上澄み。淡い黄色の透明の液体で、免疫抗体や各種の栄養素・老廃物を含んでいる。

※5・・・特定の地域や集団に属する人々を対象に、長期間にわたってその人々の健康状態と生活習慣や環境の状態など様々な要因との関係を調査する研究。

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