全国の基幹的医療機関に配置されている『ロハス・メディカル』の発行元が、
その経験と人的ネットワークを生かし、科学的根拠のある健康情報を厳選してお届けするサイトです。
情報は大きく8つのカテゴリーに分類され、右上のカテゴリーボタンから、それぞれのページへ移動できます。

美味しすぎる理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

※1・・・薬物依存やニコチン依存と同様、物質依存の一種。快感や高揚感を求めて食べ続け、結果、食べ物を求める耐えがたい欲求が生じ、その刺激を追い求めて食べ、食べずにいると精神的・身体的症状を生じるものICD-10の診断基準では依存症の診断基準は、①物質摂取への強い欲望、強迫感、②物質摂取行動の統制困難、③離脱症状、④耐性の増大、⑤物質摂取中心の生活、⑥有害な結果が起きているにもかかわらず物質を使用、となっている。

※2・・・脳内で信号伝達をする神経伝達物質で、運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わる。

※3・・・ヒトや動物の脳において、欲求が満たされた時、あるいは満たされると判断した時に活性化し、「快い」という感覚を与える神経系。

※4・・・とにかく食べ続ける摂食障害。過食症では嘔吐や下剤使用など代償行為を行うが、むちゃ食い障害ではそれがなく、そのため過食症の人と違って太っている人が多い。拒食症や過食症と比べると男女比はそれほど大きくはなく、約半数は男性とされている。Spitzer RLらにより1992年に提唱された。精神的合併症としては、大うつ病、パニック障害、物質使用障害、境界性パーソナリティ障害などとの合併率が高い。

※5・・・神経性大食性、もしくは単に過食症とも言う。激しく飲食した後に、嘔吐、下剤・利尿剤・薬物・過度の運動・絶食による代償行為を行う摂食障害。この症状の根底には無理なダイエットに関する考え方があり、やせ願望や太ることへの恐怖などの拒食症状を伴うことが多く、本質的には拒食症と共通の病態と考えられている。最悪の場合自己嫌悪から自殺を図る事もあり、その確率は拒食症のそれよりも高い。ジェラルド・ラッセル教授によって1979年に提唱され、1980年の米国精神医学会によって摂食障害として承認された。中枢性摂食異常症(摂食障害)として厚生労働省の特定疾患に指定されている。

 1  | 2
  • 「認知症 それがどうした!」電子書籍で一部無料公開中
  • Google+
  • 首都圏・関西でおなじみ医療と健康のフリーマガジン ロハス・メディカル
月別アーカイブ
サイト内検索